【3日目結果】アンダーパーはとうとう2人に!
【3日目結果】アンダーパーはとうとう2人に!
朴相賢とJ・B・パクが1アンダーでトップに並ぶ!!
初日6人、2日目2人だったアンダーパーが、3日目を終えてとうとう2人に。宍戸ヒルズカントリークラブと“青木セッティング”は本日も選手たちを苦しめた。本大会のホール位置やラフの長さなどに細かい指示を自ら出した青木会長は本日テレビ中継で解説を行っていたが、上位陣のスコアが伸び悩んでいる今年の大会の状況を「私の目論見どおり」とコメント。青木会長がいう世界基準のコースとセッティングに選手たちは苦戦している。
3アンダーの単独トップでスタートし、2つスコアを落としながらトップタイで3日目を終えたJ・B・パク(韓国)。「この難しいコースで2オーバーであれば満足」と気落ちした様子はまったくない。「ここは本当に好きなコース。明日もちゃんとフェアウェイをキープして攻めていきたい。5年シードを取りにいきたい」と優勝を見据えた。
1アンダーで首位に並んだもう一人は、この難しいコースを「68」でラウンドした朴相賢(韓国)だ。3つスコアを伸ばせた要因を「パーセーブすることに執着してプレーしたことがノーボギーにつながった。チャンスが来た時にバーディが取れた」と分析。「明日も気持ちを緩めずプレーします」とあくまでパーセーブをしながら優勝のチャンスを狙う。
トップと1打差のイーブンパー・3位には谷原秀人がつけた。「風が吹くと難しいですし、グリーンも硬いので、1つでもアンダーパーが出せれば優勝争いに絡んでいけるので安全運転でいきたいと思う」と明日の戦略を語った。
続く1オーバー・4位タイには藤田寛之がつけている。その藤田が本大会に関して、「この大会も歴史は浅いかもしれませんけど、日本を代表する試合にどんどん成長していっているので、大会の大きさをすごく感じます。また、青木さんが会長になられて、より一層大会の格がついているようなところもあるし、セッティングも素晴らしいし、このいうところで勝てたら自信になりますし、一目置かれますよね」とホールアウト後にコメントした。
1オーバー・4位タイには藤田も含め3人、2オーバー・7位タイには5人が並んでおり上位陣は混戦だ。青木会長がいう世界基準のコースとセッティングの今年の大会で、72ホールを終えてトップに立つ実力を持つ選手は誰なのだろうか?いよいよ明日、最終日を迎える。