プレー終了後に多くの選手が任意でサインを実施!
プレー終了後に多くの選手が任意でサインを実施!
トーナメントのもう一つの魅力は選手との触れ合い
男子ツアーならではの迫力のあるショットや、神業のようなショートゲームを見ることだけが日本ゴルフツアー選手権の魅力ではない。もう一つ、ギャラリーを引きつける要素がある。それは選手たちとの触れ合いだ。
ラウンド終了後、多くの選手はサインを求めるギャラリーに応えていた。人気選手には列ができることも。お目当の選手の直筆サインをゲットしたギャラリーは皆顔をほころばせた。大会前のインタビューで選手会長の宮里優作が「真のファンサービスとはファンと選手が心でつながること」と語っていたが、ギャラリーの表情が笑顔に変わったのは、心が繋がった証拠であろう。
笑顔でギャラリーにサインを行う近藤共弘
大会期間中は任意のサインだけでなく、選手のホールアウト後に1000円以上の寄付で選手と一緒に写真がとれる『チャリティフォト』や会場内で実施される地元・笠間のお祭りである『グリーンフェスタかさま』でも小学生と選手とのスナッグゴルフによる真剣勝負を実施予定。インタビューで宮里は「間にロープ1本しかないファンと選手の距離の近さがゴルフの魅力」と語っていたが、ホールアウト後にはそのロープをも取っ払った数々の触れ合いイベントを実施している。
深堀圭一郎はサインをした後「ありがとうございます」とギャラリーにお礼を述べた
16時過ぎギャラリーも少なくなってきた会場で、深堀圭一郎がギャラリーにサインをしていた。サインが終わったあと、深堀もギャラリーも「ありがとうございます」との言葉を同時に発した。そうなのだ。サインをもらったギャラリーだけでなく、ファンとの触れ合いの場がある選手にとっても「ありがとう」なのだ。