金谷拓実が初日からの首位を譲らず11アンダーで完全優勝を果たす
優勝した金谷拓実選手
金谷拓実が初日からの首位を譲らず11アンダーで完全優勝を果たす
悪天候で2日目、3日目がサスペンデッドとなった今年の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」。金谷拓実選手が初日からの首位を譲らず11アンダーで完全優勝を果たしました。
17番のスーパーショットで優勝を引き寄せる
優勝を引き寄せたのは17番ホールのバーディでした。ラフからの2打目が、グリーン手前の池をギリギリで超えてピン側50センチに。優勝会見では「狙った訳ではない」と笑顔で話しましたが、「攻めるしかないと思って、開き直って打った」ショットが優勝を引き寄せました。「今週のテーマは積極的にプレーをすることだったので良かったです」と振り返っていました。
17番ホールの2打目。ピン側に付けてガッツポーズ。
母に捧げる国内メジャー優勝
表彰式の優勝スピーチで「母が昨年の夏ごろに乳がんと診断されました。それを聞いた時に、僕も苦しい思いをしたんですけど、母はそういう弱いところをあまり見せなかったので、早く優勝をして励みにして欲しいと思っていました」と告白。国内メジャー初優勝は、母にささげる優勝となりました。
表彰式の優勝スピーチで母について語った金谷拓実選手
世界で戦えるプロを目指す
国内ツアーの5年シードとDPワールドツアー(欧州ツアー)の「BMWインターナショナルオープン」と、米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の出場権を獲得した金谷選手。「これからもっともっと強くなって世界で戦えるように頑張ります」と、ギャラリーに向けて力強く語っていました。