アスリートゴルファーがガチ勝負を繰り広げる『HILLS GOLF マスターズ』と、フレンドリーで参加しやすいダブルス戦『ENJOY ゴルフマッチ』の2つの大会を静ヒルズにて同日開催!『オフィスワーカー交流・企業対抗 森ビルゴルフカップ2023』レポート
2023年9月2日、静ヒルズカントリークラブにて『オフィスワーカー交流・企業対抗 森ビルゴルフカップ2023』が開催されました。今年から競技が一新され、ノータッチ・完全ホールアウトのガチンコ勝負『HILLS GOLF マスターズ』(バックティー使用、18ホールストロークプレー)と、和気あいあいとラウンドできるダブルス競技『ENJOY ゴルフマッチ』(チームスコアを新ぺリア方式で集計し順位を決定、最低一人6ホール採用)の2部門で行われました。特にガチンコ勝負の『HILLS GOLF マスターズ』では、スタートホールにおいてプレーヤーの名前がコールされるなど、プロツアーさながらの演出により会場の華やかな雰囲気に拍車がかりました。
そんな本格的な競技だけに『HILLS GOLF マスターズ』の出場者には、シングルプレーヤーも多く見られました。今回が初参加となるKDDIの竹友慶さんも、そのなかの一人でJGAのオフィシャルハンデ5というプレーヤーです。「ヒルズにあるオフィスに勤務しているのですが、置いてあったチラシで森ビルゴルフカップのことを知りました。実は静ヒルズでプレーするのは初めてなんです。戦略性の高いコースなので、本当は事前にラウンドしたかったんですけど…練習場なども素晴らしいですよね。今年はゴルフの内容が今一つなので、森ビルゴルフカップへの参加をきっかけに調子を取り戻したいです」とスタート前に語ってくれました。
「自分のプレーができるように頑張ります」と話してくれた竹友慶さん
一方、5回目の参加となるADKホールディングスの大塚裕生さんは「HILLS GOLF マスターズ」の賞品や特典にも着目。今回は、優勝者が10月28日開催の静ヒルズレディースのプロアマ大会への出場権が得られるのを始め、上位4名が宍戸ヒルズカントリークラブで開催される来年の「BMW 日本ゴルフツアー選手権森ビルゴルフカップアフタートーナメント」に招待されることが決まっています。このアフタートーナメントは、ツアー選手権の翌日にプロツアーの最終日と同じセッティングのコースでプレーできるという、ゴルファーにとって願ってもない機会が得られるチャンスです。
「みなさん上手いと思うので、今日は悔いが残らないようにプレーしたいです。実は私にはゴルフの夢として、①プロアマに出場する、②ホールインワンを達成する、③イーブンパーで回る、という3つがあるんです。今日のラウンドで、どれか一つを実現できたらうれしいですね」と意気込みを語ってくれました。
ゴルフにおける夢が3つあるという大塚裕生さん
さらに、アスリート向け競技ということもあり、若いゴルファーも出場していました。上智大学のゴルフ部出身の社会人2年目でシンプレクスにお勤めの四分一康平さんは、大学からゴルフを初めて現在ハンデ7という実力者。「森ビルゴルフカップに出場するのは初めてです。この大会のことは会社の先輩が教えてくれました。実は静ヒルズカントリークラブさんには学生時代に凄くお世話になっていて、大学1年の時に初めて100を切った思い出深いゴルフ場でもあるんです。そのため、森ビルゴルフカップにも何かのご縁を感じますね。今日は良いプレーをして70台で回りたいです」と、コースへの感謝も込めて話してくれました。
学生時代に「静ヒルズでよくプレーしていた」という四分一康平さん
ゴルファーそれぞれに『HILLS GOLF マスターズ』への想いがある…競技志向が強い部門ですが、そんなところも魅力といえます。
反対に気軽にゴルフを楽しみたい人にピッタリなダブルス戦『ENJOY ゴルフマッチ』の参加者のみなさんは、ラウンド前から和気あいあい。女性2人でペアを組んでいたポルシェジャパンの小嶋久美子さんと宇都有紀子さんも森ビルゴルフカップ初参加ですが、笑顔が素敵でリラックスした雰囲気が印象的でした。「実は社内にゴルフ部があって、私達以外は男性メンバーなんです。彼らはゴルフが上手くて、この大会も過去に出場しています。私達は下手ですから、迷惑をかけずに楽しくラウンドできればオーケーです(笑)。森ビルゴルフカップは異業種の方と交流できるのが魅力だと思いますね」と語ってくれました。
「異業種の方との交流も楽しい」という小嶋久美子さんと宇都有紀子さん
そして、ダブルス戦に必要なプレーについて話をしてくれたのが、オレンジビジネスサービスジャパンの加茂下哲夫さんとGAO Alexさん。「スコアをまとめるコツはパートナーをサポートできるか…だと思います。どちらか良い方のスコアが採用されますから、やはり2人が同じホールで失敗すると上手くいきません。片方がミスをした時のフォローが噛み合えば良いスコアが出ると思います」とダブルスならでは楽しみ方を教えてくれました。
「お互いをフォローできるかがダブルス戦の鍵」という加茂下哲夫さんとGAO Alexさん
ご夫婦で出場されていたジェイ・ブライトの齋藤さんもダブルス戦の魅力を知るゴルファーです。森ビルゴルフカップへの参加は3回目で「この大会でダブルス戦の楽しさを知りました。夫婦でお互い協力してプレーすることの良さといいますか…。森ビルゴルフカップはコースも静ヒルズカントリークラブで素晴らしいのも魅力ですね」と笑顔で応えてくれました。
ダブルスの楽しさを森ビルゴルフカップで知ったという齋藤さんご夫妻
今回で3回目の出場になるインテュイティブサージカルの畑和男さんと島田昴圭さんは、森ビルゴルフカップについて「他企業の方とゴルフで知り合えるのが魅力だと思います。プライベートはもちろんですが、知り合った方と仕事で繋がることも考えられますから…。私達2人は会社のゴルフ仲間ですが、今日はエンジョイプレーができれば最高ですね(笑)」と語ってくれました。
「他企業の方とゴルフで知り合えるのがいいですね」という畑和男さんと島田昴圭さん
ダブルス戦の出場者リストで、2人が違う会社名の組がいくつかありました。同じ会社のゴルフ仲間で参加する人達が多いなか、少し目立つ存在です。そのなかの一組がウォルトディズニージャパンの北川浩太郎さんと、ADKエモーションズの梅原樹理亜さん。お二人が知り合ったきっかけは飲み会で、なんと偶然同じ森ビルで働いていることが判明。その後、意気投合して森ビルゴルフカップへの出場を決められたそうです。ちなみに梅原さんはゴルフ初心者とのことです。「2人とも大会へは初参加で、静ヒルズもダブルスも初めてなんです。初だらけなので、みなさんにご迷惑をかけないように楽しくラウンドできればと思います」と話してくれました。
「飲み会で知り合ったのが参加のきっかけです」という北川浩太郎さんと梅原樹理亜さん
新たな出会いが森ビルゴルフカップ出場へ繋がり、そこからまた交流が深まる…そんな人の輪が広がる大会が「ENJOY ゴルフマッチ」なのかも知れません。
ホールアウト後は「HILLS GOLF マスターズ」では表彰式が行われ、上位入賞者に豪華な賞品が手渡されました。また、『ENJOY ゴルフマッチ』は懇親会が行われ、会場では1日のプレーを振り返りながら参加者同士が笑顔で話す姿が印象的でした。
■『HILLS GOLF マスターズ』部門 優勝 森田武弘さんの優勝コメント
森ビルゴルフカップは、いつも楽しみにしているのですがコロナ禍の影響で開催されない時期もあり残念な気持ちもありました。そのため今回は本当にうれしくて、良いプレーができたのだと思います。最近は8歳の子供にゴルフを教えながら一緒にラウンドしているのですが、そこで学んだことも効果があったかも知れません(笑)。プレー面では、今日はアプローチやパットは良くなかったのですが、ティショットが曲がらずに調子が良かったのでスコアをまとめられたと思います。それからコースの攻略方法も上手くハマった感じです。キャディさんのアドバイスも的確で完璧でした。出場できることになった、静ヒルズレディースのプロアマ大会では、みなさんに迷惑をかけないようにラウンドしたいと思います。また、ツアー選手権のアフタートーナメントも楽しみですね。ハードなセッティングでプレーできる機会を頂けて凄くうれしいので、ぜひ参加したいと思います。