今年初の国内男子メジャー「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」が、
今年も宍戸ヒルズカントリークラブ（西コース）で開催されます。
近年はこの大会で優勝争いをした選手がその年の賞金王に輝いています。
名実ともにツアープレーヤーNo.1の称号を手にするのは誰になるのでしょうか？

本大会ならではの華やかな雰囲気（写真は2023年大会）

本大会で活躍した選手の多くが海外で活躍中！

出場選手にとってこの大会が特別なのは、メジャー覇者という称号を得られるからだけではありません。優勝によって５年シードを獲得できるため、海外ツアー挑戦がしやすくなるからでもあります。今年の大会では優勝者にはDPワールド（欧州）ツアー「BMWインターナショナルオープン」（7月開催）の出場権が与えられ、世界の大舞台出場が確保されるのです。一昨年優勝を果たした比嘉一貴、昨年優勝を果たした金谷拓実も、本大会で得た出場権で海外の試合に出場。その後も、世界で開催される様々なトーナメントにも積極的に参戦しています。

一昨年の大会で優勝を果たした比嘉一貴（写真は2022年大会）

好調、金谷拓実の2連覇なるか！？
新たなヒーローの誕生か？

昨年の優勝者は米国ツアー参戦を目指している金谷拓実でした。昨季は賞金王＆海外ツアーの出場権獲得を目指しましたが、賞金ランキング3位でDPワールドツアーの出場資格を獲得。ただ、出場優先順位が低いためなかなか出場機会にめぐまれていません。

国内ツアーでは、開幕戦で早速勝利を果たしました。この好調を維持して本大会で２年連続優勝を果たすとともに、海外の試合の出場権も手にして、以前より公言している海外ツアー参戦につなげていきたいところです。

また、昨季の賞金ランキング2位の蟬川泰果、昨秋史上7人目のアマチュア優勝を果たしてプロ入りした杉浦悠太など、若き逸材も宍戸に集まってきます。次代のヒーローの登場にも期待がかかります。

海外ツアー参戦を狙う金谷拓実（写真は2023年大会）