ヒルズレディース 森ビルカップ最終日結果
「夢ではなく、本当に勝てて嬉しい!」
森井あやめ選手が15アンダーで初優勝!
優勝した森井あやめ選手
ヒルズレディース 森ビルカップ最終日結果
「夢ではなく、本当に勝てて嬉しい!」
森井あやめ選手が15アンダーで初優勝!
ヒルズレディース森ビルカップ最終日、この日は会場となる宍戸ヒルズカントリークラブ(東コース)に630人のギャラリーが訪れました。
2位に4打差をつけて首位スタートした森井あやめ選手は、前半の9ホールで2つスコアを落とし、2位の選手との差が2打に縮まりました。「2個目のボギーを打った時は、また勝てないのかと思った」という森井選手ですが、後半の14番、16番でバーディを奪い、2位との差は16番ホールを終えて3打に開きました。森井選手がこのまま楽に逃げ切るかと思われましたが、17番ホールで同じ組の2位につけていた池ヶ谷瑠菜選手がバーディを奪いました。
2打差で最終の18番(パー4)を迎えたトップの森井選手と2位の池ヶ谷選手。2打目で「最後がバーディならカッコイイと思った」と果敢にピンを狙った森井選手のショットはグリーンをオーバー。一方で池ヶ谷選手は2メートルのバーディチャンスにつけました。
森井選手のアプローチはカラーの手前のラフでワンクッションさせなくては寄らないという非常に難しい状況。少しでも大きければカップを大オーバーし、少しでも短いとグリーンに乗らずにラフに止まってしまうというものでした。この正念場に森井選手は「何故か緊張もなく自分の思い通りに打てた」と70センチに寄せてパーをセーブし、15アンダーで優勝を果たしました。
ウィニングパットを沈め初優勝を決めた直後の森井あやめ選手
優勝直後のテレビインタビューでは「夢では(優勝を)何回も見たことがありましたが起きたらいつも夢でした。今日は夢じゃないので嬉しいです」と涙を見せた森井選手。プロ入り9年目の嬉しい初優勝でした。
なお、森井選手は初日に「63」のトーナメントコースレコードを出しており、トーナメントコースレコード賞として森ビルゴルフリゾート株式会社より20万円が贈られました。
トーナメントコースレコード賞を受賞した森井あやめ選手
ベストアマチュア賞は、10アンダーで5位タイに入った入谷響選手が受賞。中嶋常幸プロが主宰するヒルズゴルフトミーアカデミー生が、第1回大会から6回連続でベストアマチュアを獲得しました。
ベストアマチュア賞の入谷響選手
今大会では2022年と2023年のプロテスト合格者でJLPGAツアー未勝利の選手を対象として本大会の予選を通過した最上位者に与えられるベストルーキー賞が設定されていましたが、13アンダーで2位に入った池ヶ谷瑠菜選手が受賞。明治安田生命保険相互会社より20万円が贈られました。
ベストルーキー賞の池ヶ谷瑠菜選手
また、初日に11番ホール(Par3)でホールインワンを達成した福田侑子選手には、は株式会社ケン・コーポレーションより、ホールインワン賞として30万円が贈られました。
ホールインワンを達成した福田侑子選手
さらに最終日に17番ホールでイーグルを達成した種子田香夏選手には、エコロシティ株式会社よりイーグル賞50万円が贈られました。
イーグルを達成した種子田香夏選手