宍戸ヒルズCCがある笠間市は スナッグゴルフで子どもから高齢者まで輝くまちに
笠間市より感謝状が送られたスナッグゴルフの指導者の方々
宍戸ヒルズCCがある笠間市はスナッグゴルフで子どもから高齢者まで輝くまちに
森ビルゴルフリゾート株式会社は、2003年頃からスナッグゴルフの普及を支援し、近隣小学校への用具寄贈などを毎年のように実施しています。今年も「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の開催にあわせ、同会場内で「スナッグゴルフ対抗戦 茨城予選会 森ビルカップ」を開催し、今回で21回目を迎えました。
笠間市教育委員会 生涯学習課係長の山本裕巳さんは、「スナッグゴルフの取り組みは笠間市独自のモデルで、さまざまな効果を生んでいます」と述べます。「まず競技レベルの向上が挙げられ、昨年のスナッグゴルフ全国大会では笠間市の小学校が1位、2位、3位を独占するなど、全国でも常に上位を維持しています。笠間市はこれまでも多くのプロゴルファーを輩出しており、中にはスナッグゴルフをきっかけにゴルフを始め、プロとなった選手もいます」と語ってくださいました。
こうした成果の背景には、一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)様をはじめとする関係者のみなさん、そして地元のスナッグゴルフ指導者の熱心な取り組みがあるそうです。「最高齢は84歳で、創設時から20年以上活動を続けている方もいらっしゃり、子どもたちのレベル向上だけでなく、指導者自身の生きがいややりがいにもつながっています。全国でも先進的な事例といえるでしょう」と山本さん。
今年は、笠間市合併20周年を記念し、長年にわたりスナッグゴルフの普及に尽力した9名の方に山口市長から感謝状が贈られました。
感謝状贈呈
スナッグゴルフを通じて国際交流も
スナッグゴルフは国際交流にも繋がっています。今年、2月に宍戸ヒルズカントリークラブにて日本と台湾の小学生によるスナッグゴルフ交流会を開催。笠間市をはじめ、常陸大宮市、つくばみらい市からも集まり、台湾からは台北市の小学生が来日しました。言葉でのコミュニケーションはすぐにはできなくても、スナッグゴルフを通じて挨拶や握手をしたり交流を図ったそうです。
日本と台湾の小学生によるスナッグゴルフ交流会