全長が約300ヤード長くなり難しくなった 静ヒルズカントリークラブのコースセッティング

18番ホール(Par4)は368ヤードが400ヤードに
全長が約300ヤード長くなり難しくなった
静ヒルズカントリークラブのコースセッティング
好天にも関わらずスコアが伸び悩んだ「ヒルズレディース 森ビルカップ」の初日。理由の一つに考えられるのが、コースの全長が約300ヤードも長くなったことです。
2年前に静ヒルズカントリークラブで開催された際には6,338ヤードPar71。今年はPar72となりましたが、全長が6,625ヤードとなりました。特に後半のホールが長くなっており、15番ホール(Par3)は136ヤードから160ヤードに、18番ホール(Par4)は368ヤードが400ヤードになりました。距離が伸びた影響があったのか、初日の18番ホールではダブルボギー以上の選手が9人もいました。

15番ホール(Par3)は136ヤードから160ヤードに
近年ではステップ・アップ・ツアーからレギュラーツアーに行ってすぐに活躍できるように、ステップ・アップ・ツアーもレギュラー並みの長い距離のセッティングで実施している大会が増えています。また、今年も静ヒルズカントリークラブの速くて固いグリーンが選手を苦しめています。
また、15番、16番、17番、18番の初日の各ホールの平均スコアを2年前の大会の3日間の平均スコアと比較すると全ホールで難易度が上がっていました。
15番ホール(Par3) 3.0606 → 3.2407
16番ホール(Par4) 4.0076 → 4.2315
17番ホール(Par4) 4.4508 → 4.4722
18番ホール(Par4) 4.2462 → 4.3148
この距離が伸びた静ヒルズカントリークラブを選手たちはどのように攻略していくのでしょうか?また、難しくなった終盤のホールでどんな新たなドラマが生まれるのでしょうか?明日の2日目、明後日の最終日にも注目してください。

難易度が高い17番ホール(Par4)
