青木功会長が語った開催コースの魅力と選手たちの感想
青木功会長が語った開催コースの魅力と選手たちの感想
「良いショットをしたら良い結果が出てくれますが、状態が良いだけにミスした時にはペナルティが待っている自分の腕を試せて試されるコースだと思う。選手を育ててくれるコースだと思っているし、その部分が私の考えるこのコースの魅力です」。開幕前日にラウンドした日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長は感想を語った。そのコースでより選手の力を引き出すために、自らラフの長さやピンの位置など関係者に指示を出した。
初日、強い風の影響もあり多くの選手が苦戦した。単に「コースが難しかった」と口にする選手が多い中、2012年の賞金王・藤田寛之は「ピンの位置がいい所に切ってありましたね。(セッティングしたのは)世界を知る会長ですから」とコメント。宍戸ヒルズカントリークラブのツアー選手権で優勝経験のある宮本勝昌も「寄りにくいピンポジションが多いので、いかにして次のショット、パットを攻めやすくするかですね」と、初日の難しさの意味を語ってくれた。
「ここで勝った選手や優勝争いをした選手が欧米にいったとしたら、多分通用すると思う」と語った青木会長。ベテラン選手たちをうならせた“青木セッティング”が、世界で通用する選手を育てる。