斉藤愛璃が4アンダーで単独トップ!アマチュアの長野未祈と平塚新夢が2アンダーの6位タイにつける
LPGAステップ・アップ・ツアー 静ヒルズレディース森ビルカップ初日、レギュラーツアーで勝利実績のある斉藤愛璃が4アンダーで単独トップに立った。「久々のノーボギー!すごく嬉しいです」とホールアウト後の斉藤は満面の笑顔。「ショットを曲げたり、ライがディボット跡だったりしても、どのようにパーで収めていくかを考えることができた」と、最後まで集中力を切らすことはなかった。コースの印象を聞くと、「とても戦略性の高いコース。全ホール難しいから、集中が途切れることがなくて良かった」と静ヒルズカントリークラブの難しさも味方につけた。人気ものの斉藤にはホールアウトサインを求めるファンで列ができた。2012年のレギュラーツアー開幕戦に勝ってから5年。ファンも久々の勝利を願っている。
初日4アンダーで単独トップに立った斉藤愛璃
トップと1打差の3アンダー・2位タイには4名の選手、2アンダー・6位タイには3名が並ぶ混戦模様。アマチュアの長野未祈と平塚新夢も健闘している。
ヒルズゴルフトミーアカデミー生の長野は、2バーディ、ノーボギーと2アンダー・6位タイ。好位置につけながらも「もう一転がりしてくれたら入ったというパットが5個くらいあった」とホールアウト後は悔しがった。一方で、「後半はグリーンをはずしてもしっかりパーをキープすることが何度かできたところは良かった。今日の目標は悪くて2オーバー、良くて2アンダーですので目標どおりです」と、明日も同じく良ければ2アンダーを狙い優勝を狙える位置につけるのが目標。「ロングアイアンが後半悪くなったので練習して修正します」とすぐにドライビングレンジに向かった。
ヒルズゴルフトミーアカデミー生の長野未祈
ヒルズゴルフトミーアカデミー出身の平塚も、2度目のプロのトーナメントとは思えない堂々たるプレーぶりだった。フロントナインで4つスコアを伸ばし、その時点で単独トップに。後半はショットが曲がり出したが、我慢のゴルフを展開。2つスコアを落としたが2アンダー・6位タイで初日を終了。「コーチや練習している所の方々が応援にきてくれていた」と、平塚目当てのギャラリーを大いに喜ばせた。「明日も1打1打にベストをつくしたい」と順位を意識せず自分のゴルフに集中する。
ヒルズゴルフトミーアカデミーの1期生だったアマチュアの平塚新夢