ティーチンブプロ(シニア)の頂点をかけた戦いを、静ヒルズカントリークラブで開催! 「第13回PGAティーチングプロシニア選手権大会」レポート!
10月17日(火)~10月18日(水)静ヒルズカントリークラブにおきまして、「第13回PGAティーチングプロシニア選手権大会」が開催されました。PGAティーチングプロとは、日本プロゴルフ協会(PGA)が付与している資格で、数々の厳しい検定に合格し入会セミナーを経たものが取得できます。
静ヒルズカントリークラブでは2015年、2016年と「PGAティーチングプロ選手権大会」を開催。そして2017年はPGAティーチングプロの50歳以上が対象となる「PGAティーチングプロシニア選手権大会」が開催されました。参加者は全国で開催されたPGAティーチングプロ研修会の実技部門(シニアの部)上位者と昨年の本大会優勝者のみ。賞金総額は450万円(優勝賞金60万円)、さらに優勝者には日本シニアのメジャー競技である「2018年日本プロゴルフシニア選手権大会住友商事・サミットカップ」が付与されます。
最終日となる2日目、2オーバー・26位タイでスタートした小林浩二選手(58歳)は、前半を6バーディ、ノーボギーと4アンダーで折り返し。後半は午後から吹き始めた北風に苦戦し、2バーディ、1ダブルボギーとスコアを伸ばせず、4アンダーでホールアウトします。一方、初日を4アンダーとし、首位タイでスタートした吉成文伸選手(51歳)はスコアを伸ばせず、小林選手と同じ4アンダーでホールアウト。2人によりプレーオフに突入します。
プレーオフ1ホール目となる10番(パー5)では、吉成選手ボギーとしてしまったのに対し、小林選手はきっちりパー。小林選手にとって人生初のプレーオフを制し、大会初優勝を果たしました。
プレーオフでの吉成選手のパーパット。この後、ボールはカップに沈まなかった
【小林浩二選手の優勝コメント】
勝因?何でしょう。よくわからないが勝ってしまったというのが正直な感想です。
静ヒルズは中嶋常幸プロが設計監修をしたコースだと聞き、是非試合に出たいと思っていました。さすが、中嶋プロの設計だけあり、戦略性の高い素晴らしいコースでした。
グリーンが読めず、わたしだけでなく他の選手も苦労していましたが、優勝できて良かったです。
優勝を果たした小林選手にはPGA井上建夫副会長より、優勝杯に加えて、優勝賞金600,000円と「2018年日本プロゴルフシニア選手権大会住友商事・サミットカップ」への出場権が授与されました