「ドライバーで飛距離をかせぎ、アイアンでピンをデッドに狙うプレーを見てください!」 森ビル所属畑岡奈紗プロ:米国女子ツアー開幕直前インタビュー
1月25日(木)バハマで開幕する米国女子ツアー。今年も森ビル所属の畑岡奈紗プロが参戦します。2年目を迎えるにあたってどのような準備をして、どのような目標を立てているのか。日本を発つ前にインタビューを行いました。
―このオフはどのように過ごされましたか?
練習とトレーニングをしっかりと行いました。特にシーズン中と変わりはないんですが、回数を増やしたり、重さを少し重くしたりしました。下半身をメインにやっています。
―リラックスはされましたか?
一日、友達と遊びに行きました。あとは昨年から犬(トイプードル)を飼い始めたので、犬と一緒に遊んだりしました。名前はステラで、まだ0歳なんですけど何とも言えない動きをするので、そういうのを見ているとすごく面白いです。
―現在のコンディションは?
ショットの方はもっと良くなるかなという状況ではあるんですけど、順調には来ていると思うのでこのまま開幕戦のバハマに入って、いい成績を残せればと思います。
―今シーズンの目標を教えてください。
昨年、シードがとれなかったので、アメリカツアーでまずシードをとることが目標です。そして優勝をしたいです。昨年、日本に戻ってから2勝することができたので、そのいいイメージを持って2年目の今年はアメリカでも成績を残せるように頑張りたいです。
昨年は粘りのゴルフがしたいと思っていてもできないことがあったので、そういう粘りのゴルフというのをできるようにしていきたいです。
―日本では最年少記録をどんどん更新していますが、次に狙う記録はありますか?
あんまりそういう記録っていうのは自分では意識してないんですけど、アメリカツアーでティーンエイジャーのうちに優勝したいなと思います。
―昨年と今年で周りの反応は変わりましたか?
そうですね。表彰式に出席する機会が有難いこと増えたので都内にいることが多くなったり、歩いていると声をかけていただいたりといことが増えました。
―声をかけてもらえるのは嬉しいことですか?
有難いことなんですけど、ラフな格好で歩けなくなってしまったので、ファッショにも気をつけないといけないなと思っています(笑)。
―茨城大使の名刺をお持ちなんですよね。
地元茨城の魅力ランキングが下の方なので、私はゴルフという形で日本はもちろん、英語の名刺もつくったので世界にも茨城の魅力を宣伝していきたいと思っています。
―どんどんゴルフのレベルが上がっていると思いますが、ファンに見て欲しい技術やプレーはありますか?
自分は大まかにいうとショットが持ち味です。ドライバーで飛距離をかせいで、アイアンでピンをデッドに攻めていくというところを見ていただきたいです。
―開幕戦の「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」は昨年も出場していますが、この大会の印象は?
風が強いイメージがあるので、そこが一番の攻略のカギになるのかなと思います。
―1年目と違って、2年目は多くの試合でコースを知っています。
そうですね。昨年は日曜日に終わって、次の日の月曜日に練習ラウンドしないといけないというのがあったんですけど、今年はコースを知っている分、少しずつ体も休めながらできるかなと思うので、そういうところはプラスになってくるかなと思います。
―応援してくれているファンの皆さんに一言お願いします。
昨年の1年目のシーズンは応援してくださる方々の支えを感じた1年でした。今年は応援してくださる方々に少しでもいいニュースを届けられるようにしたいと思います