親子で楽しめ、子供たちはゴルフを通じて成長できる! 夏休み恒例「スナッグゴルフ親子大会」を宍戸ヒルズCCと静ヒルズCCで開催!!
「子供でもやさしくできるけど、ゴルフ経験者の大人がやると結構難しい。だから、子供と大人の技術の差がつきにくいので、親子で楽しめるんですよね」。参加者のお父さんが語ったスナッグゴルフ評です。そんな親子で楽しめる数少ないスポーツである「スナックゴルフ親子大会」が、今年も夏休みに実施されました。宍戸ヒルズカントリークラブでは14回目、静ヒルズカントリークラブでは13回目の開催となります。
今年もゴルフ場の芝の上で、たくさんの家族の思い出がつくられました
親子で熱中できる数少ないスポーツ!
親御さんの多くはお子さんの成長を実感!!
スナッグゴルフのクラブはプラスチック製で、テニスよりもやや小さいやわらかいボールを使用。安全なだけでなくフェース部分も大きいのでボールに当てやすく、子供でもすぐにプレーを楽しむことができます。一方で一般のゴルフと同じくターゲットを狙う時にはしっかり方向を定める必要があり、アプローチやパッティングでは距離感も重要になります。もちろん勝負どころではプレッシャーもかかり、大人でも簡単ではありません。そんなすぐにプレーできる部分と難しい部分の両方を兼ね備えているので、大人も子供も真剣そのもの。親子はもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんがお孫さんとともに熱中できる数少ないスポーツなのです。
スナッグゴルフを通じてお子様の成長を実感しているお父さん、お母さんが多くいらっしゃいました。「今年からスナッグゴルフを始めたのですが、集中力がついてきました」と話してくれたのは小学校2年生の女の子のお母さん。また、小学校2年生のお父さんは、「スナッグゴルフを通じて、ルールやマナーも学んで欲しい」と話してくださいました。
子供でもすぐにできるが、結構奥が深いスナッグゴルフ
受付開始後すぐに定員に達する大人気!
今年も宍戸ヒルズに家族の笑顔が溢れました!
宍戸ヒルズ第14回スナッグゴルフ親子大会は今年も大人気。出場受付開始後すぐに締め切りとなりました。7月28日(土)に実施される予定でしたが、台風の影響で8月11日(土)に延期になったにもかかわらず50組100名のペアが出場しました。
ティーショットは全部お子さんが打ちます。スタートホールでは多くの子供たちがコースや競技委員の方に一礼。スナッグゴルフを通じて礼儀も身につけているようです。
打つ順番は全ホール1打目は児童、2打目は親、そして3打目以降も交互に打っていきます。プレー中はチームで相談しながら狙いや攻め方を決めていきます。小学校3年生のお父さんは、「普段は忙しくてなかなか子供たちと接する機会が少ないのですが、スナッグゴルフは相談をしながらできることもよいですね」と、プレーだけでなく親子での密なコミュニケーションを楽しんでいるようでした。
また、家族で来ているチームが多いのもこの大会の特徴です。小学校3年生とお父さんのチームに同行していたお母さんは、「この大会に向けて土日も家族でスナッグゴルフを楽しんできました」とのこと。スナッグゴルフは家族の絆を深める役割も果たしてくれているようです。
チームは2人ですが、家族全員で来場しているファミリーが目立ちました
ナイスショットに大きな拍手を送るお母さんや、見事バーディをとりハイタッチする親子など、競技中は家族の笑顔が溢れていました。そしてホールを移動中は、会話が途切れることなく、楽しい休日が過ぎて行きました。優勝は小学校5年生の数納香里奈さんのペアでした。
バーディをきめた後、ハイタッチをする親子
優勝は小学校5年生の数納香里奈さんのペア
台風一過の猛暑でも笑顔が溢れる大会に!
静ヒルズ第13回スナッグゴルフ親子大会
7月29日(日)には静ヒルズカントリークラブで13回目となるスナッグゴルフ親子大会が開催され52組104名が参加しました。前日までの台風の影響が心配されましたが、天候が回復して無事に開催。気温が30度を超える蒸し暑い天候でしたが、コースのあちこちで歓声と親子のハイタッチが見られました。
ハイタッチをして喜ぶペア
打つ順番は1打目が児童で2打目が親。お子さんが素晴らしいティーショットを放った後のショットは普段のゴルフにはない大きなプレッシャーがかかるようでミスをする大人が続出。一方、パー5で見事2オンを果たしたお父さんが子供に威厳を示すシーンも。家族で楽しい夏休みを過ごしていました。優勝は岩間第三小学校5年の用松里歩さんのペアでした。
優勝した岩間第三小学校5年の用松里歩さんのペア
プロゴルファーを生み出すだけでなく
スナッグゴルフ経験者が立派な社会人に成長
宍戸ヒルズカントリークラブでは小学校へのスナッグゴルフの寄贈を定期的に行なっており、笠間市の市立小全11校にスナッグゴルフのチームがあります。また、土日の夕方、スナッグゴルフの練習のためにコースを解放する期間を設けており、宍戸ヒルズカントリークラブを舞台に地元住民の多くが親子でスナッグゴルフを楽しんでいます。今年6月に米ツアー初優勝を達成した畑岡奈紗プロもスナッグゴルフでゴルフを覚えた一人です。
スナッグゴルフを経験して成長したのはプロゴルファーだけではありません。筆者が過去の優勝者の写真を見ていると地元の方が、「この子は今、航空会社でキャビンアテンドをしているよ」と教えてくれました。スナッグゴルフの普及に協力を始めて約15年。プレーの技術だけでなくマナーや礼儀も覚えた子供たちが成長して、社会人としても活躍しているようです。
スタート前に一礼するお子さん。スナッグゴルフを通じて礼儀も身につけている