真剣さと和気あいあいの両方を満喫! 第14回茨城シニアアマチュアダブルスゴルフ選手権大会・第17回茨城女子アマチュアダブルスゴルフ選手権大会
2018年8月28日、茨城新聞社主催の第14回茨城シニアアマチュアダブルスゴルフ選手権大会が宍戸ヒルズカントリークラブ(西コース)で、第17回茨城女子アマチュアダブルスゴルフ選手権大会が宍戸ヒルズカントリークラブ(東コース)で開催。シニアは59ペア118名、女子は18ペア36名が参加しました。
相手に頼れるのがダブルスの魅力!
ミスをカバーできるとさらに結束力が強まる
ダブルスの競技方法は2人のペアが各自の球をプレーし、2人のうちのどちらか少ない方のスコアをそのホールのスコアとして採用。ペア同士ならクラブ番手の相談やパットのラインなどのアドバイスをすることもできます。
2人でパッティングのラインをで読んでいる
ダブルスの魅力を出場者に聞いてみると「シングル競技は1人で寂しいけど、ダブルスは仲間と一緒にやれるのに競技の緊張感あるのが良い」という答えが複数の方から返ってきました。また、「相手に頼りすぎちゃうと、2人ともダメという結果になる(笑)。そこが難しいところですね」というご意見も。さらには、「OBを打った後にもう一人がパーを取ってくれたりしてカバーをし合えると本当に盛り上がりますし、2人の結束も強まります」と、ダブルスの魅力を話してくださった参加者もいました。
パットが決まった後に喜ぶペア
主催の茨城新聞の方によると最近はシングルよりもダブルスの人気が高まっているとのこと。リピーターも多いそうで、一度ダブルスの魅力を知るとまた挑戦したくなってしまうようです。
新聞のスポーツ記者が取材し、
翌朝には運動欄に大きく掲載
「結構、ゴルフ仲間が見ていて電話がかかってくるんですよ。だから上位に入って茨城新聞に出ると励みになりますね」と話してくださったのは何度も出場している方。この大会は主催が茨城新聞ということで、プロのカメラマンはもちろん、普段プロ競技を取材している運動部の記者も取材来て、翌日の朝刊に上位者は大きく掲載されます。「プロの選手になった気分ですよ(笑)」という声も。上位に入った方は、明日の新聞がホールアウト直後から楽しみなようです。
大会の主催は茨城新聞社
シニア世代の猛者ペアが真剣勝負!
メジャー開催コースでの実施に気合十分
ホールアウト後、シニアダブルスの魅力を参加者に話を聞くと、「一般の大会だと、学生だとか若い人ばかりが活躍していて正直楽しめない。シニアだと飛距離も同じくらいのレベルで真剣勝負ができるところがいいんですよ」というのが代表的な意見でした。また、「若い頃は結果ばかりにこだわっていましたが、シニアでは力み過ぎずに昔からの仲間とのプレーをエンジョイしています」との意見も。もともとは年齢制限がない茨城アマチュアダブルスゴルフ選手権大会しかなかったのですが、新しくシニア部門ができて14回目。ますますニーズが高まっているようです。
昨年までの数年間は東コースで開催されていましたが今年は西コースで開催。「日本ゴルフツアー選手権と同じ西コースということで、一層盛り上がりましたよ」とメジャーコースでの開催にも多くの参加者が喜んでくださっていました。
メジャー開催コースで真剣勝負!
女子ダブルスの参加者はウエア選びにも気合!
参加者の7-8割はペアルック!!
女子ダブルスの特徴はペアルックチームの多さです。チームワークを形でも示そうとしていのか、参加者の7、8割はペアルック。また、カメラを向けると気軽にポーズをとってくださるほどリラックスした雰囲気で開催されていました。
ダブルスの魅力を聞くと、「競技の緊張感も魅力ですけど、パートーナーと話をしながら1日ゴルフを楽しめるのも、シングル競技にはない魅力です」とのこと。また、「このコースは、キャディさんがしっかりコースやグリーンのことを分かっているのも良いです」との意見もありました。
お揃いのウエアでダブルス競技に参加中
シニアはプレーオフを制した冨田久三さん、赤津卓男さんが優勝!
女子は接戦を1打差で抜け出した武田妙子さん、金田康子さんが勝利!
シニアダブルスでは2ペアが「68」の4アンダーで並びました。プレーオフを制した冨田久三さんと赤津卓男さんのペアが優勝。「3回目の挑戦で優勝できました。2人がうまく噛み合った」、「レギュラーのダブルスで優勝してから十数年。いつの間にかシニアになっていた(笑)が、優勝できて嬉しいです」と初めての勝利を喜びました。なお、冨田さんは静ヒルズカントリークラブのメンバー。また、惜しくもプレーオフで敗れた大川兼男さんと宇留野光明さんのペアは、2人とも宍戸ヒルズカントリークラブのメンバーです。
シニアダブルス2位の表彰
女子も優勝争いは接戦。「69」でホールアウトした武田妙子さんと金田康子さんのペアが優勝。インタビューでは「初めてのペアで優勝できた。一緒の回っていただいたペアの方にも感謝です」、「ダブルスは初参加。2人で楽しめた。ホールごとにどちらかが良いスコアを出せてかみ合いました」と話しました。2位には「70」でホールアウトした上野加代子さんと津谷いと子さんのペアが入りました。
女子ダブルス2位の表彰