【最終日速報】堀川未来夢が15アンダーで完全優勝!今後は海外ツアーも視野に!!
2位に3打差をつけて単独首位からスタートした堀川は、最終日も安定したゴルフを展開。「このコースは難しいので何打差あっても安心できなった」と言いながらも、初日からの首位を守り続ける完全優勝。しかも2位に4打差をつける圧勝だった。「自分を育ててくれたコース」と本人が話す宍戸ヒルズカントリークラブで、念願のツアー初優勝を果たした。
15アンダーで優勝した堀川未来夢
宍戸ヒルズでの4日間は、初優勝という夢を叶えただけでなくファンも増やした。人々の心をつかんだのはトラブルの時でも絶やさなかったプレー中の笑顔。「ゴルフを始めた時、スコアをつけずにゴルフを楽しむことを心がけてやっていく、そういう教えを受けていて、それが今でも生きていると思います」。ピンチを笑顔で切り抜けていく堀川に、ギャラリーとテレビを見ていたゴルフファンは共感した。
5月末の予選会を突破した「全米オープン」の出場権に続き、この優勝で「全英オープン」の出場権を獲得。「今後は国内だけでなく海外の方も挑戦したい」と力強く語った。「優勝したらアジアンツアーなどにも挑戦したいと思っていた」と海外志向は以前からのもの。「学生時代にファルドシリーズアジアに優勝したり、アジアアマで2位に入ったり、海外のコースが結構好きですし、海外にいきたいという願望がもともとありました。ゴルフ以外のプライベートでも海外に行くことが好きなんです」と目を輝かせた。国内メジャーでツアー初優勝を果たした26歳は、すでに次の夢へのロードマップを頭に描きはじめている。
「今後は国内だけでなく海外にも挑戦したい」と話した堀川未来夢
11アンダーの2位には、堀川と同期の今平周吾、そして10アンダーの3位タイには最終日に「62」のコースレコードでラウンドしたチャン・キム(米国)とジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)が入った。