宍戸ヒルズレディース 森ビルカップ最終結果
4打差を大逆転!篠崎愛選手が11アンダーでステップ・アップ・ツアー初優勝!!
11アンダーで優勝した篠崎愛選手
宍戸ヒルズカントリークラブ(東コース)で開催された宍戸ヒルズレディース最終日。トップと4打差の5アンダー・3位タイからスタートした篠崎愛選手が大逆転でステップ・アップ・ツアー初優勝を果たしました。
宍戸ヒルズカントリークラブ東コースは、ジュニアの試合で入賞を果たしフランスの大会の出場権を獲得した思い出のコース
2番ホールから3連続バーディ、さらに8番、9番と連続バーディを奪いその時点でスタート時の4打差を逆転。10アンダーで単独トップに立ちました。その後は、1つ後ろの組を回っている西山ゆかり選手とマッチプレーの様相。篠崎選手は11アンダーでホールアウトしました。
「ラウンドを終えて初めてボードを見た」という篠崎選手は、その時点で西山選手に1打リードしていることを確認。18番で入ればバーディのアプローチを西山選手が外したことで、篠崎選手の優勝が決まりました。
本大会の推薦での出場が決まったのは前週の水曜日。「出場ができるとは思っていなかったですし、練習ラウンドの日はとても寒くて調子も上がらなかったので、全く優勝は意識していなかった」と話した篠崎選手。「最終日もいつもだったら大逆転優勝を狙うのでのすが、今日は上位に入れれば良いという程度にしか考えていなかった。そうしたらショットは良いし、パターも入ってくれた。変に優勝を意識し過ぎなかったことが良かった」と勝因を分析しました。
宍戸ヒルズカントリークラブは家から比較的近いことがあり、年に1回か2回は来ているそうです。東コースには特に縁があり、中学3年生の時出場したジュニアの試合で優勝。フランスで開催される「エビアンマスターズジュニアカップ」の出場権を得たという思い出の場所だといいます。
縁が深いコースでステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った篠崎選手。「これで残りの2試合も出られることになったので、賞金ランキング2位以内を狙って、来年はレギュラーツアーの出場権を獲得したい」と目を輝かせました。
昨年プロテストに合格し、本年は飛躍を目指していた篠崎選手。本大会の優勝で、夢が大きく広がりました。
最終日はショットが好調だったという篠崎愛選手
10アンダーの2位には西山ゆかり選手、9アンダーの3位には成田美寿々選手が入りました。
また、地元である茨城県笠間市出身の佐久間綾女選手が6アンダーの7位タイと善戦。ヒルズゴルフトミーアカデミー出身の柏原瑞季選手がアマチュアの中で唯一予選を突破し、ベストアマチュア賞を獲得しました。