宍戸ヒルズでメジャートーナメントを22回連続開催 “世界基準”の戦いが今年も宍戸で幕を開ける

BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ
開催日:2025年6月5日(木)〜8日(日)
宍戸ヒルズでメジャートーナメントを22回連続開催 “世界基準”の戦いが今年も宍戸で幕を開ける
国内男子メジャー「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」が、今年も宍戸ヒルズカントリークラブ(西コース)で開催されます。
昨年は岩田寛選手と石川遼選手によるプレーオフにもつれ込む大接戦となり、大ギャラリーが息をのむ白熱の展開を見せました。
今年はどんな戦いが繰り広げられるのでしょうか?
今年も“世界基準”のコースセッティングで開催!
本大会は、世界で活躍できる選手の輩出を目指し、“世界基準”のコースセッティングで実施されています。海外ツアーの開催コースは、距離が長いだけでなく、池やバンカーが絡む場面でも果敢にピンを狙う“リスク&リワード”の判断が求められます。そうした環境で戦うには、高度なショット技術、状況に応じた的確な判断力、そしてリスクを取る覚悟が不可欠です。
宍戸ヒルズカントリークラブでは、今年もラフは過度に長くせず、全体の距離を海外のトーナメントレベルに設定。ラフからでもグリーンを狙える状況をつくることで、選手に攻めるか守るかの選択を迫る設計となっています。守れば安全とは限らず、攻めれば必ずしも報われるわけではなく、一打一打に判断と高い技術が求められます。
高度なショット技術が要求される
雰囲気、そしてギャラリー数も本大会ならでは
本大会は2003年から同一コースで開催されており、「より良いメジャーの舞台」を目指して毎年のように改造が重ねられています。また、コース関係者はマスターズをはじめとする海外のビッグトーナメントを視察し、運営やコースづくりの在り方を学びながら、常に進化を続けています。
米国や欧州で開催されるBMW冠大会と同様の格式ある雰囲気も、この大会の大きな魅力のひとつです。昨年は4日間の通算ギャラリー数が20,016人を記録しました。格式と熱気、そして空気感すべてが、まさに“国内メジャー”そのものです。
大ギャラリーの熱気はメジャーならでは!
世界アマランク上位のアマチュアも参戦
本大会では、世界アマチュアランキング100位以内の上位者3名に出場資格が与えられます。今年はこのカテゴリーから、日本大学在学中の20歳・隅内雅人選手が出場を予定しています。
隅内選手は、2021年の「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」で優勝。16歳で出場した「日本オープン」ではホールインワンを達成し、ツアー史上最年少でのエース記録を打ち立て、プロトーナメントにも多数出場しています。
中嶋常幸プロが主催するヒルズゴルフトミーアカデミーにも中学生の時より所属しており、今後の活躍が期待される若手アマチュアの一人です。
隅内雅人選手