2日目、米澤蓮が6アンダーで単独トップ!2位には稲森佑貴がつける

6アンダーで単独トップに立った米澤蓮。ショットの前に風をチェック
2日目、米澤蓮が6アンダーで単独トップ!
2位には稲森佑貴がつける
「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の2日目も、初日に続いて晴天に恵まれましたが、時折強い風がふきスコアは伸び悩みました。厳しいコンディションの中、通算6アンダーで単独トップに立ったのが米澤蓮です。
3アンダーの好位置からスタートした米澤は、2番ホール(486ヤード・パー4)でボギーを叩いてしまいましたが、「昨日も今日もボギーを打ったホールは、どれも500ヤード近くある難しいホールです。ボギーですが、感覚的にはパーのようなもの」と、冷静に自分のプレーを受け止めました。結局、5バーディ、2ボギーでスコアを3つ伸ばしてホールアウト。通算6アンダーとし、2日目を終えて2位に2打差をつけ単独首位に浮上しました。
昨年はこの大会で3位に入っており、「相性の良いコースという印象があります」と語る米澤。難しい宍戸ヒルズについては、「タフなコンディションほど、いろんなスキルが求められるので、自分の力をどこまで発揮できるか、やりがいを感じます」と、自信をのぞかせました。「昨年は2勝できましたが、波のあるシーズンだったのが課題でした。今年は、常に上位で戦うことを意識していますし、それが今のところうまくいっていると思います。チャンスがあれば優勝を狙いにいきます。それが今シーズンのスタイルです」と、昨年とは違う安定感を感じている模様。この大会でも優勝を狙える位置で決勝ラウンドへ向かいます。
2位につけたのは、4アンダーの稲森佑貴でした。「去年よりもファーストカットが広がって、少しやさしくなるのかなと思っていましたけど、やっぱり宍戸ですね。ショットの精度がより求められるセッティングだと感じました」と、予選ラウンドを振り返りました。昨年は8位タイ、一昨年は2位タイと、あと一歩のところで優勝に届かなかった稲森。「今年こそは頑張りたいです」と決勝ラウンドへ向け意気込みました。
トップと2打差の4アンダー・2位につけた稲森佑貴
3アンダーの3位タイには2022年の覇者・比嘉一貴と蟬川泰果がつけています。
4オーバー以上の67名の選手が予選を通過。明日からの決勝ラウンドにのぞみます。