森ビル所属の畑岡奈紗プロが日本航空(JAL)とサポート契約を締結!
日本航空(JAL)とサポート契約を結んだ畑岡プロ。1月26日開幕する「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」へ向けて出国する15日、成田空港にて出発セレモニーと記者会見が行われました。その模様を動画と記事でお伝えします。
「USLPGAツアーはメジャー3大会含め、30大会をwowwowにて放映」日本航空サポート契約 出発セレモニー 記者会見
【日本航空とのサポート契約について畑岡選手のコメント】
「新シーズンに向けて日本を代表するエアライン、日本航空さんにサポートしていただけることを大変心強く思っています。私の目標は『LPGAツアー優勝とメジャー制覇』です。JALの翼に乗って、世界各地で行われるLPGAツアーを戦い抜けるように頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。」
Q.今回のJALとのサポート契約、改めてどんなお気持ちですか?
「アメリカツアーはすごく移動が長いので、私にとってすごく重要なサポートをいただけるということで大変うれしいです。」
Q.JALとのサポートになった大きな経緯などありますか
「日本を代表するエアラインであるので、私も日本を代表する選手になって、アメリカでしっかり戦える選手になりたいという気持ちがあり、共に頑張っていきたいなと思います。」
Q.宮里藍プロもJALと契約をしていましたがそれも要因の一つですか?
「そうですね。ずっと憧れていた宮里藍選手と同じエアラインということでさらにうれしい気持ちがあります。」
Q.2年目のシーズンに向けて今日渡米されますが、昨シーズンの成績も踏まえて今の気持ちを聞かせてください。
「昨シーズン、アメリカツアーでは自分が思うような成績がまったく残せなかったですけど、夏に日本に帰ってきてから2勝することができて、再渡米した昨年の予選会でもトップ通過することができたので、そのいい流れのまま自信を持って今年戦いたいと思います。」
Q.世界ランキングも44位、これから出場する大会で上位に行けば出場できる大会はもっと増えますが
大きな大会への気持ちは?
「昨年はメジャー1試合しか出ることができなかったので、今シーズンは世界ランキングで全米女子オープンに出場できるように頑張りたいと思います。」
Q.本日渡米ということで、しばらくは調整期間だと思いますが、アメリカでの拠点はどこになりますか?
「確実に決まっている場所はありませんが、今のところダラスに置きたいなと思っています。
今回練習するのはフロリダになります。時差もしっかり調整しつつ、バハマは風が強いのでその対策もしっかりしてからバハマに入りたいと思います。」
Q.東京オリンピックもあと2年で成績も出場権に影響してくると思いますがそれも踏まえて
改めて今シーズンの意気込みを教えてください。
「東京オリンピックまであと2年となってとても大事なシーズンになってくるので、1試合1試合諦めずに最後まで戦って少しでも多くのポイントを稼ぐように頑張りたいです。」
Q.戦い方とか考えていますが?
「昨年本当に風に苦戦したので、低いボールを打てるようにしていきたいと思います。」
Q.出場予定の試合は?
「開幕戦とオーストラリア大会は今のところ、出場する予定でいます。」
Q.ダラスに拠点を置きたい理由は?
「日本からも直行便がありますし、あとヨーロッパとか行くにも便利だと思うので、移動の部分が一番大きいのかなと思います。」
Q.国内ではどんなトレーニングを?
「オフでは、シーズン中と変わらず下半身を中心にトレーニングをしていましたが、オフでもうちょっと重量が重くできたりしたので、すごく良かったと思います。」
Q.1年前と比べて具体的にどの辺自信がついたんですか?
「日本としてはあったんですけど、プロとして去年勝つことができたということが大きいのかなと思います。」
Q.1年前と比べて、こういうところを強化したいなというところはありますか?
「去年はコースが全く分からなかったので、今年はそのコースを知っている分、しっかりと休みもとりながら、1試合1試合大切に戦いたいと思います。」
Q.誕生日(1月13日)には何か誓いを立てたことはありますか?
「10代で最後の年でもあり、オリンピックまで2年ということもあるので、ここからが大事な年になっていくのかなと思っています。」
Q.やはり全米女子オープンが一番強化されるメジャーですか?
「そうですね。そのあとは東京オリンピックです。」
Q.で金メダルがとりたいと。
「はい。そうです。」
Q.まだ決まってないとは思いますが、サロンパスカップには日本に戻ってきますか?
「その思いは強いです。」
WOWOW独占インタビュー
Q.1年前の出発と今日、何か変化はありますか?
「プロとして去年勝てたことで少し自信をもっていけるのかなと思います。」
Q.デビューイヤーと今シーズンで大きく変わった心の部分はどういったことでしょうか?
「デビューイヤーでいきなりアメリカに行ってしまったので、プロ生活というものをアメリカで体験して、なかなか言葉の壁で苦戦したんですけど、今年はコースも知っているので、もっと楽しく過ごせればいいのかなと思います。」
Q.ではフィジカルの部分では変化ありますか?
「いろんな方に『体大きくなったね』と言っていただけることが多くなったので、徐々にトレーニングの成果がでてきているのかなと思います。」
Q.昨シーズンはショットに苦しんだ1年だったと思うのですが、改善に取り組んだことはありますか?
「シーズン中からやっていたのは、トップの位置を高く戻して、ボールを上から打てるようになったので、すごくヒットがよくなったとは思います。」
Q.スイングのルーティーンだったり、クラブのセッティングだったり…そのへんで変わったことはありますか?
「オフの間にセッティングは変えていないので、昨シーズンと同じ状態で今シーズンも行きます。」
Q.キャディの方は決まりました?
「アメリカに入ってずっと同じキャディさんはいないのですが、バハマとオーストラリアでやってもらって、それでもし良ければ、アメリカ本土でもお願いするかなと思っています。」
Q.そのキャディさんのお名前は?
「QT(予選会)でも担いでもらったデイナさんにバハマはやっていただきます。」
Q.宮里藍選手が引退して、今シーズンが新たなスタートとなるのですが、日本人選手としてトップランナーとしてやっていく思いはありますか?
「ずっと目標にしていた藍選手が引退されて、日本女子オープンの時にも『これからは私たちの世代が引っ張っていきたい』と言ったので、その言葉通りに私たちの世代が東京オリンピックで活躍できるように頑張りたいと思います。」
Q.宮里藍選手から何か声かけられた言葉はありますか?
「去年のシーズン中にも練習ラウンドで何度か回らせていただいて、難しい言葉ではなく『自分を信じてやることだけだよ』と言っていただいて、藍さんもいろいろ経験されていて、そういう人の言葉なのでそれを信じてやろうという思いではあります。」
Q.初戦バハマへの意気込みをいただけますか?
「バハマは去年風に苦しんだんですけど、フロリダでしっかりと調整して、うまく戦略をたてて一打一打を大切に戦いたいと思います。」
Q.10代最後の1年で絶対とりたいタイトルはありますか?
「アメリカツアーでまずは1勝できるように頑張りたいです。」
Q.その先の目標に当然メジャー優勝があると思うのですがどうでしょうか?
「プロ転向の時に5年以内にメジャーを獲るような目標をたてたので、その目標も達成できるように頑張りたいと思います。」
Q.WOWOWをご覧のみなさんにメッセージをお願いします。
「WOWOWをご覧のみなさん、こんにちは。畑岡奈紗です。いつも暖かい応援ありがとうございます。今年はアメリカツアー2年目になるんですけど、去年の経験を活かして、良いプレーがたくさんできるように頑張りますのでよろしくお願いします。」