皆さんこんにちは!アカデミーの山田です。
グループレッスン打席に導入されたフライトスコープですが、28個のクラブデータとボールデータが取れるものになっており、今回はそのデータについて1つお話しをしたいと思います。
お題は、アマチュアの気にするデータとプロの気にするデータついてです。
皆さんアマチュアの方の気にするデータはもちろん、いろいろあるのですが、やはり第一位は飛距離でしょうか、そして第二位はヘッドスピード、少し上手な方になるとミート率も気になるところですよね!
ただアマチュアの第一位は飛距離であり、永遠のテーマであるといえます。
ですが多くのプロが気にしているデータは、実は降下角になります。
この降下角がどのようなデータかというのを分かり易く言うと、どの角度で地面に向かって落ちていくかというもので、ゴルフにおけるこのデータはつまりグリーンに向かって落下していく角度のことになります。
プロの世界ではグリーンコンパクション、つまりグリーンの硬さが違い、そしてピンポジションも厳しいセッティングになっており、PGAツアーでは落ちてからどれくらい転がるかが重要になります。なので、グリーンに対して打つショットにおいて、選手たちは50度ぐらいの降下角を目指しています。ヘッドスピードの速いプレーヤーは4番アイアン、遅い選手では6番アイアンくらいで降下角が50度になるといわれています。
ですからプロの気にするデータは降下角が重要のなるのです。
PGAツアーの選手たちは飛距離とかクラブ軌道などはほとんど気にしていないのです。
まっ正直なところヘッドスピードが速く飛距離が出るのが当たり前だからでしょうけど。
アマチュアゴルファーの場合、飛距離など自分のスイングのことばかり考えますが、プロゴルファーはグリーンから逆算して考えるものなのです。
このデータを考えるのにあたって、アマチュアゴルファーであれば、ロングアイアンにこだわるのではなく、ハイブリットやフェアウエイウッドをロングアイアンの代わりに入れて降下角が50度になるクラブを入れるのもよいかと思いますよ。
今回はフライトスコープでの降下角についてお話させていただきました。
わからないデータがあれば是非インストイラクターにきいてみてくださいね。
それではまた。