【2日目】大和笑莉奈が1アンダーで単独トップ!アマチュアの高校3年生・大田紗羅が1打差の2位タイ!
LPGAステップ・アップ・ツアー 静ヒルズレディース森ビルカップ2日目、この日ベストスコアの「67」を出した大和笑莉奈が、1アンダーで単独トップに立った。
初日を終えて4オーバーの39位タイだった大和。「構え方を変えたのが良かった」と昨日悪かったショットが復調した。さらに「今年ゴルフ人生で初めて良いパターにめぐり会えた」というパターが本日も入り、5バーディ、ノーボギー。今シーズンは首痛の影響であまり練習ができていないという大和。「体調があまり良くないので優勝争いができるとは思ってなかった。今日も練習はしないで帰ってからシャドースイングをしたい」とゴルフ場を後にした。最終組より2時間10分早くスタートした大和はホールアウトした時点では2位タイだったが、その後上位陣がスコアを落とし単独トップに立った。
トップと1打差の2位タイにつけたのはアマチュアの高校3年生大田紗羅だ。一時は4アンダーまでスコアを伸ばし独走状態だったが、「後半晴れてきてグリーンのフィーリングが変わった」と午前中好調だったバターがはずれボギーを連発。さらに「16番ではラフに入ったボールに泥がついていて、2打目をショートした」と不運にも見舞われた。「明日はこれからの自分にとってプラスになるプレーをしたい」と最終日に臨む。大田と同じイーブンパーには、福田裕子、鈴木麻綾、新田彩乃が並んでいる。1オーバーの6位には安田彩乃がつけている。
上位陣が伸び悩んだことで全米女子オープンの出場権獲得で開幕前から注目を集めている蛭田みな美が優勝争いに加わってきた。4オーバーの39位タイからスタートした蛭田は、2つスコアを伸ばし2オーバーの7位タイに。初日は前日に36ホールの全米女子オープン予選会に出場した影響で背中の筋肉痛に悩まされたが、「初日終了後、中嶋プロのトレーナーに背中を1時間以上マッサージしていただいた。今日は背中のはりがなかったので良かった」と体調も回復。多くのプロがスコアを落とす中2つスコアを伸ばしリーダーボードに名前をのせた。「明日は優勝を狙います!」ときっぱりと話してくれた蛭田。4月末の「九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメント」でも優勝しており、ステップ・アップ・ツアーでの2試合連続優勝もかかっている。