「近くでプロのショットが見られる」、「自分のゴルフの参考になる」など、ボランティアはアマチュアゴルファーにとって貴重な経験のできるチャンス!
5月9日~11日まで開催された「静ヒルズレディース 森ビルカップ」に参加いただいたボランティアの皆様は3日間で述べ268名。初日と2日目は雨が降り気温も下がる厳しいコンディションでご苦労をおかけしましたが、ギャラリー整理や速報板の管理などで、黄色いキャップをかぶってご支援いただきました。
ショットする選手の右側で「QUIET」のボードを持つボランティア
そのボランティアの皆さんを対象にとした慰労コンペが、6月19日に静ヒルズカントリークラブで開催。コンペの模様をレポートするとともに、大会ボランティアの魅力を聞いてみました。
ボランティアの皆様を対象にとした慰労コンペは和気あいあいとした雰囲気で開催されました
様々なトーナメントでボランティアを行っているという鴨志田徹さん。開催コースの静ヒルズカントリークラブのメンバーで、「ホームコースでボランティアができて、しかもプロのプレーを見ることができるなんて最高です!」と話してくれました。また、「このトーナメントは1日につき1枚、静カントリークラブのプレー優待券をもらえるんですよ。他にはあまりないですし、ボランティアに興味がある人はこのトーナメントがオススメ」と話してくださいました。
ボランティア仲間をスタート前に記念撮影。一番左が鴨志田さん
「『練習場の岡田』として有名なんですよ」と話してくれたのは岡田かずおさん。ボランティア歴は10年という岡田さんだが、「練習を見ていると選手はいろいろと工夫をしているんですよ」と今でも様々な発見があるそうです。練習器具などもプロが使っていたものを参考にすることが多いとのことでした。
プロに勧められたという練習器具を持つ岡田さん
「スコアラーが抽選無しでできるのもも良いですね」と話してくれたのは櫻井三亀男さん。レギュラーツアーだと選手と一緒に18ホールを回るスコアラーという業務は人気のため、抽選になってしまうそうだ。静ヒルズレディースはステップ・アップ・ツアーで開催もまだ2回目ということで、やりたいと業務につきやすいという。「ステップ・アップ・ツアーの選手は、我々ボランティアに対しても丁寧に接してくれるところも魅力ですよ」と話してくれました。
将来のスターを発見するのものステップアップの魅力と話してくれた櫻井さん
「選手のひたむきさが良いんですよ」と、ステップ・アップ・ツアーでのボランティアの魅力を話してくれたのは高屋修治さん。最後の表彰式に決勝ラウンドまで進出した全選手が参加するなど、レギュラーツアーにない魅力がステップ・アップ・ツアーにはあるという。「高校生のアマチュアから、レギュラーツアーでの優勝経験があってもう一度這い上がろうとしているベテランまでいるのも魅力」と話してくれました。
ひたむきさが良いと話してくれた高屋修治さん
「先日の静ヒルズレディースでは静ヒルズCC所属の小滝プロについた」と話してくれたのは鈴木康雄さん。「我々より少し飛ぶくらいなので、スイングとかが参考になりますよ」と、ボランティアでの知見を自分のゴルフにも生かしているそうだ。「礼儀もしっかりしているし、これからボランティアをやろうと考えている方は、この大会とかステップ・アップ・ツアーの試合から始めると良いですよ」を話してくれました。
ステップ・アップ・ツアーの試合からボランティアをはじめると良いと話してくれた鈴木康雄さん
「選手を近くで見ることができ、特にステップは若い選手が多くて楽しい。」と話してくれたのは植田康雄さん。「知り合いもたくさんでき、今日のようなボランティアコンペで懇親が図れる」のも魅力だそうだ。さらに「1日だけでも大丈夫ですし、休日を有効活用するのにおすすめです」と話してくれました。
休日を有効活用するのにオススメと話してくれた植田さん
さて、コンペの方はダブルペリアで実施され、上位入賞者、飛び賞、BB賞、BBメーカー賞には、常陸牛やキャディバッグ、ピンのパターなど豪華表品が送られました。
左から優勝した佐藤光廣さん、2位の小原和弘さん、3位の池田征二さん