宍戸ヒルズの研修会に世界最先端のスイング解析機を導入!
2月3日に宍戸ヒルズカントリークラブで開催された研修会には、約40名のメンバー様に参加していただきました。当日は、ヒルズゴルフアカデミーでも使用している世界最先端のスイング解析機を使い、橋本真和プロによるワンポイントレッスン会を開催。多くの参加者から大好評でした。
PGAツアーの選手も愛用するパターテストマシーン!
朝の練習グリーンで、参加者に試してもらったのが「THE PERFECT PUTTER」です。これはPGAツアーの選手も愛用しているパターテストマシーン。独特の傾斜がついた台からは、狙った方向にレーザーが出ます。そして、レーザーの方向にボールを転がすことで、傾斜やグリーンスピードの影響で、どのようにボールが転がるかがチェックできます。橋本プロに話を聞くと、「ラウンド当日の練習グリーンでは、どうしてもアマチュアゴルファーの皆さんは自分のストロークに意識が向いてしまう人が多いです。だから自分で打たずに、こういった機械を使ってグリーンの特徴やスピードを確認することで、そのコースのグリーンコンディションを確認できると思います」
実際にこの「THE PERFECT PUTTER」はPGAツアーの選手や、日本ツアーの選手も使っています。参加者に話を聞くと、
「この滑り台みたいなところから転がったボールのスピードが、リアルなパターのスピードに近いので、すごく参考になりました」と話していました。
インパクト、スイング軌道が数字でわかるとミスの原因が解明!
ラウンド後には練習場で「GCQuad」を使って、ワンポイントレッスン会も開催しました。この「GCQuad」では打球の弾道データであるボール初速、打ち出し角、バックスピン量などだけでなく、インパクト時のヘッドの入射角、インパクトロフト、インパクトの打点までを調べることができます。初めて自分の弾道データを測定した辺見さんは、
「勉強になりました。今日のラウンドでもスライスが出たのですが、こうやって計測するとカット軌道になってサイドスピンが増えていることがわかりました」と感想を語ってくれました。
また、2本のドライバーを持ってきた加藤さんは、『M2』と『GBBエピック サブゼロ』で計測した結果、
「スピン量が全然違いました。私には『M2』の方が合っていることが数字で証明されたので、自信が持てました。やはり数字は説得力がありますね」と話していました。
“スイングが見える化したレッスン”で上達が早くなる!
「GCQuad」でドライバーがカット軌道になっていることがわかったゴルフ歴33年の田中さん。早速、そのデータを元に橋本プロから腕の使いかたをレッスンしてもらっていた。レッスン後に話を聞くと、「今までインパクトがどうなっているのか、どこに当たっているのかなんてわからなかったので、それがわかった上で、レッスンしてもらうとすごく理解しやすいです」と納得の様子でした。
普段から「GCQuad」を使ってレッスンを行っている橋本プロは、「言葉で説明するよりも、計測した数字を見ながら“フェースが開いて当たっていますね”というところからレッスンすると、共通認識のもとでレッスンができるのですごく効率が上がります。また、今まで見えなかったインパクトの打点傾向やヘッド軌道を知ることで、普段の練習でも意識することが明確になるので、練習効率も上がります」とスイング解析機の利点を語ってくれました。
今回の取組みについて、研修会の大ベテランであり、同コースのシニア選手権で4勝している矢口建雄さんは、
「研修会でもラウンドだけではなく、こういう計測ができると、メンバー同士でも色んなアドバイスや議論ができて面白いと思いました」と語ってくれました。
今後もさらに研修会では世界基準で新しい取組みを続けていきます。