ビギナーからアスリートまでメジャー開催コースで思う存分プレー! 「森ビルゴルフカップ2019 春のダブルスマッチ」レポート
2019年4月13日、宍戸ヒルズカントリークラブで「森ビルゴルフカップ2019 春のダブルスマッチ」が開催されました。春のダブルスマッチはペアのうち、どちらかが森ビル入居企業にお勤めなら参加できるため、幅広い業種の方が出場しているのが特長です。今年は、各ホール2人のスコアのうち良い方を採用してグロス集計し順位を決定するアスリート部門(西コース)に24ペア、各ホール2人のスコアのどちらかを選択して新ペリア方式にて集計し順位を決定するフレンドリー部門(東コース)に39ペアがエントリー。なかでもアスリート部門では、上級者の方が、大会連覇を目指して出場することも珍しくありません。株式会社エージェント・スミスの山菅利彦さんは、昨年の優勝者で、今年は比嘉梨紗さんをパートナーに迎えての参戦となりました。「今日は前半と後半でグリーンのタッチに、かなり差があったのでパターの距離感を合わせるのが難しかったですね。バーディチャンスは結構ありましたが決めきれませんでした。ダブルスの魅力は、お互いがプレーで助け合える点だと思います。スコア的には残念でしたが、桜が綺麗で楽しくラウンドできました」とホールアウト後に語ってくれました。今回は優勝を逃してしまいましたが、来年以降も再び勝利の栄冠を目指して欲しいと思います。
「今日はグリーンを読み切れませんでした」とホールアウト後に語ってくれた、株式会社エージェント・スミスの山菅利彦さん、比嘉梨紗さんペア
さらに、今回で4回目の出場となる日本ビジネスシステムズ株式会社の神田尋史さん、白川真秀さんペアに継続して参戦している理由について聞いてみました。「とにかく宍戸ヒルズカントリークラブという名門コースでプレーできるのが一番の魅力ですね。そしてダブルスなので片方がミスしても、もう一人がカバーすれば良いスコアが出せるなど、二人で息を合わせてプレーする面白さもあります。会社にゴルフ部があるのですが、この大会を目標に練習しているんです。社員同士の結束力も高まって、コミュニケーション面など仕事上でもプラスになっていると思います」という神田さん。一方、白川さんも「宍戸ヒルズカントリークラブの西コースは『日本ゴルフツアー選手権』が開催されているトーナメントコースで、なかなか普段プレーできないため、ラウンドできること自体が凄いと思いますね。しかも、ダブルスなので個人戦とは違う力を試されるところも魅力です」と笑顔で語ってくれました。
この大会を目標に会社のゴルフ部で練習しているという、日本ビジネスシステムズ株式会社の神田尋史さん、白川真秀さんペア
また、今回が3回目の出場というのがノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社の室田尚紀さん、芳川 繁さんペア。「宍戸ヒルズカントリークラブの西コースは素晴らしいですね。特に17番のミドルホールは戦略性が高くて、攻略する楽しみがあります。今日のポイントは、最後まで我慢してプレーすることだと思いますね。ダブルスはお互いをフォローできるのが魅力で、噛み合えば良いスコアに繋がります」と語ってくれました。その言葉通り、お二人は息の合ったプレーを終始続けて、最終的にグロススコア72でホールアウト。見事に準優勝に輝きました。
もちろん、アスリート部門にも初出場の方もいます。株式会社ジェイ・ブライトの齋藤さんご夫妻も、そんなペアです。「今日はコースが難しくて攻略はできませんでしたが、凄く楽しかったです。ゴルフの実力的にはフレンドリー部門に出場するべきだったと思いますが、どうしても西コースでプレーしたくてアスリート部門に参戦しました。ダブルスも初めてでしたが、凄く面白い競技だと思いますね。今度はゴルフの腕を上げて再挑戦したいです」とホールアウト後に話してくれました。
一方、フレンドリー部門ではコースの美しい景観を満喫しながら、プレーを楽しんでいるゴルファーが数多くいました。なかでも目立っていたのが女性ペアです。ヒルズゴルフ アカデミーの生徒さんで、日々ゴルフの練習に励んでいるというのが、日本アルコン株式会社の井上知子さん、堀井則子さんのペアです。「今日は今までの練習の成果が出るか宍戸ヒルズカントリークラブで腕試しをするつもりで来ました(笑)。とはいえ、実はきちんとした競技に出場するのもダブルスも初めてなので緊張しています。目標は自己ベストを出すことですが、今回の出場経験が次に繋がればうれしいですね」と語ってくれました。
きちんとした大会への出場もダブルスも初めてという、日本アルコン株式会社の井上知子さん、堀井則子さんのペア
一方、毎回出場しているのが三井情報株式会社の千葉奈々枝さん、世良真理さんのペア。「ダブルスの良さは一体感だと思います。二人で頑張るぞ!みたいな…。実際に、お互いのミスもフォローできますしね。また、この時期に大会が行われるので、桜が満開でコースがとても綺麗なのも魅力です。スコア的には、毎回打ちのめされていますけど、今年こそは…という気持ちで参戦しています(笑)」とコース攻略のリベンジに、二人で決意を新たにしていました。
フレンドリー部門は、男性ペアも和気あいあいとした雰囲気の中でラウンドしている方が数多くいます。株式会社エージェント・スミスの志村 哲さん、菊池威之さんも、そんなペアです。「弊社のアスリート部門に出場している選手達とは違い、僕らはあまりスコアは気にせず常にフレンドリーにプレーを楽しんでいる感じですね(笑)。ダブルスの魅力は、お互いのミスをカバーできるところだと思います」と終始笑顔で話してくれました。
終始笑顔で楽しそうにプレーしていた、株式会社エージェント・スミスの志村 哲さん、菊池威之さんペア
とはいえ、フレンドリー部門の中にも優勝を目指して参戦している方もいます。ジョーンズラングラサール株式会社の宮本 淳さん、和田善宣さんペアは「目標はズバリ優勝です。弊社では、春と秋の森ビルゴルフカップに向けて練習に励んでいるんですね。今回は誰が出場するかの選考などもしています。そういう意味では、大会当日だけではなく、数ヵ月前から盛り上がっている次第です(笑)。それにより、会社の結束力も強くなっていますね」と熱い想いを語ってくれました。ちなみに結果は、惜しくも5位。来年は、優勝を目指して頑張って欲しいと思います。
大会の数ヵ月前から、社内で盛り上がっているという、ジョーンズラングラサール株式会社の宮本 淳さん、和田善宣さんペア
ホールアウト後、表彰式が始まるまでの間も楽しめるのが今大会の魅力です。例えば「CAPTO パッティング解析センサー」を活用した最新のパッティング分析なども、そのひとつです。実際に計測器を使用して自分のパッティングの傾向や問題点などをチェックするなど、その効果を多くの参加者が試していました。さらに、美味しいパーティー料理を味わいながら、異業種の方と交流を深める貴重な時間があるのもうれしい限りです。
また、美味しい料理を満喫しながら会話が楽しめるのも魅力です
プレー後の楽しいパーティーや豪華な賞品も大会の魅力!
そして表彰式がスタート。優勝の栄冠に輝いたのは、アスリート部門では株式会社本間ゴルフの大谷明弘さん、赤羽亮二さんペア、フレンドリー部門はバークレイズ証券株式会社の杉本卓哉さん、倉田一志さんペアとなりました。今大会では、優勝や準優勝以外にも、数多くの豪華な賞品を用意。六本木ヒルズクラブやグランドハイアット東京のお食事券、さらにキャディバッグなどが次々と手渡されました。なかでも、目玉賞品となったのが「静ヒルズレディース森ビルカップ」のプロアマ出場権で、今回も優勝チームに一人ずつの参加資格が与えられました。さらに、今年は四つあるニアピン賞のうち二つを女性が獲得。そのうちのひとりで、アスリート部門の16番ホールでニアピン賞に輝いた玉川舞子さんにお話を伺ってみました。「92ヤードをアプローチウェッジで打ったのですが、ピンに当たって入りそうでした。今日一番気持ち良く振れたショットで、ニアピンが獲れて良かったです。そのホールは結果もバーディでした」と笑顔で話してくれました。飛距離が出にくい女性でもニアピンなら獲得できるチャンスは高いと思います。女性の参加者のみなさんは、ぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。
アスリート部門の16番ホールでニアピン賞を獲得した玉川舞子さん。
優勝スピーチ
■アスリート部門優勝
株式会社本間ゴルフの大谷明弘さん、赤羽亮二さんペアの優勝スピーチ
いつもは、四名で参加しているのですが、今回は諸般の事情により急遽二名での出場になりましたが、優勝を持ち帰ることができたので半年ぐらいは意気揚々と社内を歩けるのではないかと思っています(笑)。今日のプレーを振り返ってみると、スコア的には決して良かったわけではありませんが、二人が上手く噛み合った感じです。コースも例年より難しい印象で攻略するのには苦労しましたが、片方が悪い時にもう一人がフォローしながら我慢強くプレーしたのが良かったのかも知れません。本当に優勝できるとは思っていませんでしたから、凄くうれしいですね。秋の大会も参加させて頂きたいと考えていますので、よろしくお願い致します。
■フレンドリー部門優勝
バークレイズ証券株式会社の杉本卓哉さん、倉田一志さんペアの優勝スピーチ
綺麗なコースと豪華な賞品が魅力の『森ビルゴルフカップ』で念願の優勝を実現できて、とてもうれしいです。今回で3回目の出場なのですが、これまでは二人一緒に同じホールで良かったり悪かったりで、今ひとつ噛み合わずダブルスのメリットを活かし切れずにいました。そういう意味では今日はお互いのプレーが上手く噛み合ったと思います。この調子で、秋の大会も2連覇目指して頑張ります!