【初日】3試合連続優勝を狙うヌック・スカパンが7アンダーで単独トップ!
静ヒルズレディース 森ビルカップ初日、昨年は3アンダー、一昨年は4アンダーが優勝スコアだったが、今年は好スコアが続出。ステップ・アップ・ツアーでの3試合連続優勝を狙うヌック・スカパン(タイ)が7アンダーで単独首位に立った。
メイン写真:7アンダーで単独首位に立ったヌック・スカパン
「今日は集中してできた」というヌック・スカパン。「昨季に比べてメンタルとスイングが良くなったのが今季好調の理由」と話す優勝候補が、3試合連続優勝に向けて最高のスタートを切った。
6アンダーの2位につけたのは高木萌衣だ。「ショットが良く、練習ラウンドよりも距離が短かったので予想以上に良いスコアがでた」と好スタートの理由を分析。「明日以降は、もっとパターを入れていきたい」と話した。
5アンダーの3位タイには、山本景子、竹内美雪、臼井麗香の3人の選手が並んだ。8番から見事な5連続バーディを達成した山本は「いつもよりフェアウェイキープ率が良かった。風が吹いてグリーンが硬くなれば難しくなると思う」と明日以降のラウンドについては気を引き締めている様子だった。竹内は「今日はショットが安定していた。調子は良いので、勝ちにいくつもりで頑張りたい」、臼井は「今日はパターが入ってくれた。3日間パターは入らないかもしれないが、まずはパーオン率を上げていきたい。明日は最終日に優勝を狙える位置につけたい」と話した。
ヒルズゴルフトミーアカデミー(以下「トミーアカデミー」)のアマチュア選手の中で最も上位につけたのは、イーブンパーの21位タイで初日を終えた柏原瑞季だ。「ティーショットで左の引っかけが多かったが、アイアンがベタベタと寄った」と途中3アンダーまでスコアを伸ばし上位争いを展開。ところが13番でボギー、14番でダブルボギーとスコアを崩した。ホールアウト後、「原因は分かっている」と左への引っかけが多かったショットを修正するためにドライビングレンジへ直行。「明日もいつもどおりにやるだけ」と2日目にのぞむ。
トミーアカデミーの政田夢乃は2オーバーの45位タイ。「ショットはよくバーディチャンスにつけることができたが、パットが決まらなかった」と初日を振り返った。明日の目標を聞くと、「アンダーパーでのラウンド」ときっぱり。「1~2メートルのスライスラインが入らなかったのでこれから練習する」と明日に向けての準備に向かった。
トミーアカデミーの平木亜莉奈は4オーバーの70位タイで初日を終えた。「5番までで3つスコアを落としたが、8番と10番でバーディがとれてこれからいくぞという雰囲気だった。12番もボギーもナイスボギーだったので、17番でディボットからの2打目がミスになりダブルボギーをたたいたのが残念」と振り返った。明日の目標であるアンダーパーを達成するためにホールアウト後は練習場へ。「特にグリーンを狙うためのロングアイアンと、1メートル少しのパットを練習したい」と話した。