左サイドの池を拡張し、グリーン面も大幅改修! 石川遼プロと中島和也ツアーディレクターに聞いた16番ホール(Par3)
今年、最も大きな改修を実施したのは16番ホール(Par3)だ。グリーン手前の池を左サイドまで拡張するとともに、グリーンの傾斜も大幅改修。グリーンを池側に傾斜するように改修した。
グリーン手前の池を左サイドの奥まで拡張。グリーン左側には大きな傾斜があり、下部と上部に分かれている。プロアマ大会では下部にピンが切られていた
▼俯瞰写真でみる改修前・昨年(左写真)と改修後・今年(右写真)の16番ホール
プロアマ大会を終えた石川遼選手にこの16番ホールについて聞いてみると、「ピンを切る位置の選択肢が、右側の少し手前に出ている部分、左側の傾斜の下の段、左側の上の段などに増えたのでは」と話してくれた。だた、左側の上の段については、「かなり狭いエリアなのでこの(グリーン)スピードだと、(ピンを切れるかどうかは)ギリギリかな」とも。いずれにしても、「池の範囲も左の奥まで広がっているので、以前より池がかなり効いてくると思う」と話してくれた。
ツアーディレクターの中島和也氏によると、石川遼選手が「ギリギリかな」と話した左側の上の段に、「ピンを切る可能性はある」という。ただ、「コンパクション、風の向きなどの条件を総合的に判断して、挑戦意欲が湧いてきてプロの技術を引き出せるような状況で、コースセッティングアドバイザーの田島創志氏とも協議して決めたい」と話してくれた。
昨年の最終日の16番ホールの平均ストロークは3.058だったが、今年はどれくらい難易度が上がるのか?今年の16番ホールは、今まで以上に技術と勇気を求められるホールになりそうだ。