第74回国民体育大会（いきいき茨城ゆめ国体2019）のゴルフ競技会が9月30日と10月1日に開催されました。宍戸ヒルズカントリークラブ行われたのは女子の部と少年男子の部。競技は3名のチームによる都道府県対抗戦となる団体戦と個人で実施されました。

女子の部ではトミーアカデミー生が優勝と準優勝を飾る！
宍戸ヒルズカントリークラブ 東コースで行われた女子の部ではトミーアカデミー生2人が個人での優勝争いを展開しました。初日を終えて6アンダーの「66」で5期生としてトミーアカデミーに所属している六車日那乃選手が首位、2位は2打差の4アンダーの「68」で卒業生である政田夢乃選手がつけました。
最終日となる2日目も両者は好プレーを展開。結局10アンダーの「134」で六車日那乃選手が逃げ切って個人優勝を飾り、政田夢乃選手が7アンダーの「137」で2位に入りました。

優勝したトミーアカデミー5期生の六車日那乃選手

トミーアカデミーの政田夢乃選手は2位に

団体戦では埼玉県が優勝。開催地である茨城県は7位でした。
プロの試合にも出場している2位に入った政田選手にトーナメントと国体の違いを聞いてみると、「プロトーナメントはギャラリーもいますしもちろん緊張しますが、国体も団体戦で県も背負っているということもあり緊張しますね」と話してくれました。

他にも数多くのトミーアカデミー生が都道府県の代表として参加していましたが、なんとボランティアにもトミーアカデミー生の姿がありました。地元茨城県の明秀学園日立高校在学中でヒルズゴルフトミーアカデミーの齋藤華音選手がボランティアとして参加してくれていたのです。感想を聞くと、「競技の舞台裏が見ることができて勉強になりますが、やっぱり選手として出たいですね。いつか代表選手になれるように頑張ります！」と話してくれました。

ボランティアとして参加してくれたヒルズゴルフトミーアカデミーの齋藤華音選手

六車日那乃選手
トップに立った2日目も余裕を持ってゴルフをしたいと思っていましたが、それができて本当に良かったです。トミーアカデミーでは合宿で様々なトレーニングをやるのですが、自分の飛距離アップにも繋がっています。また、たくさん技術を教わりますがそれだけでなく、「プロの試合に出たとしても弱々しくすみっこにいるのではなく堂々としていろ」など、中嶋プロからいただいた言葉がすごく印象に残っています。

少年男子の部は茨城県がトミーアカデミー出身選手の活躍もあり4位に！
西コースで行われた高校生と中学3年生の男子が参加できる少年男子の部。個人では今年8月のプロのトーナメントで高校1年生ながら予選通過を果たし注目を浴びた長野泰雅選手が、初日、2日目とトップを守りきり6アンダーの「138」で優勝を果たしました。
団体戦では福岡県が優勝。開催地である茨城県は4位でした。茨城県の代表とした出場したトミーアカデミー出身の田中章太郎選手に話を聞くと、「チームとして上位に入れて嬉しいです。トミーアカデミーでは特にトレーニングの重要性を教わりました。今も続けていて飛距離アップに繋がっています。また、緊張を力に変える話など、中島さんの様々なお話は今の自分の成長に役立っています」と話してくれました。

個人で優勝を果たした長野泰雅選手

団体戦では福岡県が優勝。開催地である茨城県は4位でした。茨城県の代表とした出場したトミーアカデミー出身の田中章太郎選手に話を聞くと、「チームとして上位に入れて嬉しいです。トミーアカデミーでは特にトレーニングの重要性を教わりました。今も続けていて飛距離アップに繋がっています。また、緊張を力に変える話など、中島さんの様々なお話は今の自分の成長に役立っています」と話してくれました。

トミーアカデミー出身の田中章太郎選手

長野泰雅選手
今まで最終日に順位を落とすことが多かったので、逃げ切れたのは成長だと思います！宍戸ヒルズをまわるのは今回が初めてでしたがやっぱりプロの試合のコースは難しいですね。2日目は日本ゴルフツアー選手権と同じようなセッティングだったと聞いたのですが、オーバーパーだったのでプロの試合で通用しないですね。もっと成長していつか日本ゴルフツアー選手権での宍戸ヒルズにチャレンジをしたいです。たと聞いたのですが、オーバーパーだったのでプロの試合で通用しないですね。もっと成長していつか日本ゴルフツアー選手権での宍戸ヒルズにチャレンジをしたいです。

茨城県が男女総合成績でトップに！
同じ日程で大洗ゴルフ倶楽部において開催されていた成年男子の部では茨城県が団体優勝を果たしました。7位タイの女子の部、4位タイの少年男子の部と合わせた男女総合成績でトップになり、4年振り6回目の天皇杯の栄光に輝きました。
また、この茨城国体に合わせてご来県になった三笠宮彬子女王殿下が9月30日に宍戸ヒルズカントリークラブにてゴルフ競技をご覧になられました。

表彰式では地元・笠間市のゴルフへの取組も紹介
表彰式では団体、個人とも3位までのチーム、選手が表彰されました。また、競技会顧問として出席した公益財団法人山中博史氏が「ここ笠間市は子供たちにゴルフをしてもらう環境づくりに市をあげて取り組んでいるまちで、今プロで活躍している選手の中には笠間市で育った選手が数多くいる」と開催地域がゴルフ振興に取り組んでいるまちとして紹介していました。また、笠間市の山口伸樹市長は宍戸ヒルズカントリークラブも協力させていただいている笠間市のスナッグゴルフへの取り組みを紹介した上で、「これからもゴルフの振興に努めていただきたい」と関係者に向けて今後の抱負を語っていました。

女子団体の表彰の様子。左から優勝した埼玉県、2位の千葉県、3位の岐阜県

少年男子団体の表彰の様子。左から優勝した福岡県、2位の高知県、3位の広島県

ギャラリープラザには様々な食事コーナー！友部駅から送迎もあり！
初日、2日目とも天候にも恵まれ、多くのギャラリーが訪れました。観戦は無料で、友部駅やギャラリー駐車場からはシャトルバスも運行。さらにギャラリープラザには屋根の下で座って食事ができる広々としたスペースがありました。また、食事も様々な種類があり、観戦の合間にギャラリーがくつろいでいました。

ギャラリー向けに様々な食事を販売

ギャラリー向けの友部駅及び無料駐車場からのシャトルバス

国体ゴルフ競技の最終成績は下記でご確認ください。
国体ゴルフ競技 最終成績表