「昨年最終ホールで負けた経験があったからこそ、今、人生最高の瞬間を迎えることができた」 木下稜介選手優勝スピーチ
2014年のツアーデビューから約7年。昨年11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では最終日最終ホールで逆転をされるなど、何度も悔しい思いをしてきた木下稜介選手。苦労してきた木下選手ならではの関係者への感謝の気持ちが込められた優勝スピーチをご紹介します。
「まずはじめに特別協賛の森ビル株式会社様、ありがとうございました。そしてJGTO様、いつもありがとうございます。そしてこの素晴らしいコースを提供していただきました宍戸ヒルズカントリークラブ様、2日目がすごい悪天候だったんですけどグリーンのコンディションが素晴らしくて、僕は正直ハーフくらしかできないかなと思ったんですけど、水が一切溜まることなくプレーすることができました。本当にありがとうございました。そしてたくさんのボランティアの方々、今年初めての有観客の試合になったんですけどたくさんのギャラリーの方々に来ていただきました。本当にありがとうございます。
プロになって初めて優勝することができて、この瞬間を夢見て頑張ってきました。昨年最終ホールまでトップで最終ホールで負けてしまって、それがあったからこそもっと頑張れて今勝つことができて、本当に人生最高の瞬間も迎えることができて嬉しいです。
1ヶ月後に全英オープンが控えているのですが、(日本の)ツアープレーヤー代表として行くだけではなくて、しっかり結果を出して松山選手や石川選手に少しでも追いつけるように頑張りますので、皆さん、これからもどうか応援のほど宜しくお願いします。
本日は本当にありがとうございました」。