宍戸ヒルズカントリークラブ・西コースで6月2日から5日まで開催される日本ゴルフツアー選手権。今年から新たに「ビー・エム・ダブリュー株式会社(以下、BMW)」がタイトルスポンサーにつくことになり、大会名称が「BMW 日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」となることが3月7日に発表されました。
日本初のBMW冠試合の発表に多くの報道関係者が集結
東京・青海のベイフロントの「BMWショールーム」で実施された発表イベントには、多くの報道関係者が集まりました。BMWの代表取締役社長クリスチャン・ヴィードマン氏は、「ゴルフは優雅さとの機能性のバランスが素晴らしい開放的なスポーツで、BMWと完璧に一致します」とゴルフとの親和性をタイトルスポンサー契約した理由としてあげていました。
森ビル株式会社の特任執行役員で株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部代表取締役社長の多田野敬氏は、「森ビルとして日本ゴルフツアー選手権を支えさせていただくのは今年で20年目となりますが、この大会を選手にとってもギャラリーの皆様にとってもNo.1の大会になるようにしていきたいと思っています。BMWさんは世界的にすでに4つの大会を開催されていますが、5大会目としてこの日本ゴルフツアー選手権を選んでいただいたということで、ますます選手たちのやる気も大会も盛り上がっていくのではないかと思います」と話しました。
後半には関係者によるトークセッションも開催。日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長の青木功氏は、「名実ともに日本一の大会となり、そして世界につながる大会となるべく、三者(JGTO、BMW、森ビル)が一体となってこの大会をさらに大きく育てていきたい」と力強く話しました。
優勝者には6月にドイツで開催される欧州ツアー「BMWインターナショナル・オープン」への出場資格が与えられることも発表。ジャパンゴルフツアー選手会の新・副会長で、2019年大会覇者の堀川未来夢選手はについて、「本当に気合いが入ります。昨年のマスターズで松山選手が優勝しましたが、僕も国内に留まらず海外を目指しているので、是が非でも優勝したいと思います」と決意を述べていました。
また、ディフェンディングチャンピオンの木下稜介選手がビデオメッセージで登場。「BMWさんがタイトルスポンサーになっていただけるということで、車が大好きな僕にとっては本当に嬉しい」などと話しました。
最後に報道関係者から優勝者に贈られる車に関する質問があり、「BMW」のブランドマネージメントディビジョン本部長の遠藤克之助氏が新型電気自動車「iX」が副賞として贈られると回答。「よりサスティナブルを意識した大会にしていきたい」と豊富を語りました。
海外ツアーと同規模のホスピタイリティを提供
発表会では海外ツアーと同規模のホスピタリティが実施されることも発表されました。会場内では多くのホールでBMW車の展示を実施。米国ツアーや欧州ツアーでのBMW冠大会のように、BMWの色をより多く感じられるようにします。
また、2名1組100万円の「ホスピタリティ・パッケージ」の販売も発表。「BMW 日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」と欧州ツアー「BMWインターナショナル・オープン」観戦VIPツアーを組み合わせた商品で、数量限定で販売予定です。