～2017年　宍戸ヒルズカントリークラブ　クラブ選手権レポート～

日本ゴルフツアー選手権が終了した約１ヶ月後、メジャーの舞台でクラブ選手権が開催されました。出場したのは91名。7月3日（日）に東コースで18ホールストロークプレーにて行われた予選1stラウンドで32位タイまでに絞られ、7月10日（日）に西コースで実施された予選2ndラウンド（18ホールストロークプレー）で、16位までに入った選手がマッチプレーに進出しました。
7月16日（日）、マッチプレーの1回戦（東コース）と2回戦（東コース）が実施され4名に。7月23日（日）に実施されたマッチプレー準決勝より勝負は東西36ホールの長丁場になりました。7月30日（日）に行われた決勝は、2年ぶり4回目の優勝を狙う芹澤陽二郎さんと初の決勝進出を果たした寺澤正博さんの組み合わせとなりました。
決勝は東コース（6,842ヤード）と西コース（6,899ヤード）で実施。当日の天気は晴れ。気温は30.7度と暑い1日でしたが、風は南東1.1ｍ/ｓと微風。絶好のコンディションの中、前半の東コース10番までは互角の戦いとなりました。しかし、ホールを経るにつれて過去3回の優勝経験がある芹澤陽二郎さんがじわじわと寺澤正博さんを引き離していきます。東14番（PAR5）では残り50ヤード、西8番（PAR5）では残り20ヤードからチップインイーグルを奪うなどミラクルショットも連発。結局西12番ホールで6ホールを残して8UPとした芹澤陽二郎さんが優勝。2012年、2013年、2015年、に続き4回目となる栄冠を手にしました。
昨年のクラブ選手権覇者、村越元彰さんは今年の7月26日(水)～28日(金)の3日間開催された日本全国のゴルフ場のクラブ選手権覇者が集まる「全日本クラブチャンピオンズ　報知アマゴルフ選手権」で優勝。クラブチャンピオンの中のチャンピオンになりました。「優勝スピーチでは村越さんに刺激を受けた」と語った芹澤さんが、今度は宍戸ヒルズカントリークラブの代表として、日本のクラブチャンピオンの中の頂点を目指します。

2017年　宍戸ヒルズカントリークラブ　クラブ選手権　優勝
芹澤陽二郎さん優勝スピーチ

5週にわたりご協力いただいた競技委員の皆様、マッチプレーの際にパスにご協力していただいたプレーヤーの皆様、クラブ選手権に参加されていたメンバーの皆様、コース関係者の皆様、ありがとうございました。皆さんのおかげで毎週、気持ちよくプレーすることができました。4回目の優勝ができて、本当にうれしく思っています。村越さんの「全日本クラブチャンピオンズ　報知アマゴルフ選手権（以下、「報知アマ」）」の優勝に非常に刺激を受けました。今回のクラブ選手権優勝で来年の報知アマ出場の権利を得ましたので、来年の報知アマは宍戸ヒルズカントリークラブの代表として私も頑張りたいと思います。