中嶋常幸プロ主宰、ヒルズゴルフトミーアカデミー生がマレーシアでの試合に参加!男女とも団体優勝を果たす!!

マレーシアのジュニアの試合に出場したヒルズゴルフトミーアカデミー生
中嶋常幸プロ主宰、ヒルズゴルフトミーアカデミー生がマレーシアでの試合に参加!男女とも団体優勝を果たす!!
中嶋常幸プロが主宰するヒルズゴルフトミーアカデミーの生徒9名(日本チームとして男女4名ずつ、開催地元チームの「PKNS」の主将として1人)が、2025年1月16日(木)から18日(土)にかけて、マレーシアのセリ・セランゴール・ゴルフクラブ(SSGC)で開催された「第4回セランゴール国際ジュニアゴルフ選手権(4th SELANGOR INTERNATIONAL JUNIOR GOLF CHAMPIONSHIP)」に出場し、見事に男女とも団体優勝を果たしました。
男子チームは2位に12打、女子チームは2位に15打をつける圧勝!
この遠征は、1月13日(月)に成田空港を出発するところから始まりました。翌14日(火)には練習ラウンドを行い、15日(水)には練習ラウンド、そして夕方から行われたオープニングセレモニーに出席。マレーシアの伝統舞踊を鑑賞し、さらに世界各国から集まったジュニア選手たちと交流。和やかな雰囲気の中で親睦を深めました。
大会は3日間にわたって行われ、各日18ホールのストロークプレー形式で競技が進められました。男子は19チーム、女子は13チームが参加。チーム戦は4人のうち上位3名のスコアで争われ、個人戦も実施されました。2日目終了時点で予選カットが実施され、上位10チームのみが最終ラウンドに進出しました。
日本男子チームは不慣れな環境のせいか初日は5位と出遅れましたが、2日目からは実力を発揮し首位に、最終日もスコアを伸ばし2位チームに12打差をつける圧勝。女子チームは初日から首位をキープしこちらも2位に15打の差をつける圧勝でした。
男子チーム、女子チームとも優勝を果たした
開幕までの記者会見では、注目選手として林大地選手(左)が出席
日本では得られない海外試合での貴重な経験から多くを学ぶ
海外試合への出場経験が少ない選手もおり、多くの貴重な経験を積むことができました。特に、異なる芝質や急なスコールによるぬかるんだライへの対応が求められ、日本とは異なるコース環境への適応力が試されました。選手たちは「グリーン周りの固くて傾斜のきつい芝に苦労したが、良い学びとなった」と振り返っています。
また、海外の選手たちの飛距離やプレースタイルにも大きな刺激を受けました。特に狭いホールでも果敢にドライバーを使用する姿勢や、スローペースの試合展開の中で自分自身のリズムを保つ重要性を実感した生徒が多かったようです。試合後にはチームメイトと共に練習を重ね、ゴルフへの取り組み方について深い議論を交わすことで、お互いに良い刺激を与え合いました。
今回の遠征は、単なる試合参加にとどまらず、異文化体験、英語での試合参加の経験など、日本の試合では得ることができない有意義なものとなりました。
このような国際大会はアジア各地で毎週のように開催されており、今後は日本でも同様の大会が開催されることが期待されています。また、アジア各国との交流を深めることで、日本のジュニアゴルファーたちが世界基準の考え方を身につけ、国際舞台で活躍できるようになることが望まれます。
「国際的な経験は若い世代にとって大変有効」と中嶋常幸プロ
中嶋常幸プロは今回の遠征について、次のようにコメントしています。
「国際的な経験は若い世代にとって大変有効です。特に、様々な種類の芝を経験すること、様々な状況を経験することは非常に重要です。有形無形で、こうした経験は選手たちに大きな財産として帰ってくるでしょう。日本に多い箱庭のようなゴルフ場とは異なり、連日スコールが降るような環境では、地面が固い状態ややわらかい状態といった日々変化する状況に対応するため、様々な技を身につける必要があります。その点で、今回の遠征は最高の環境であったと思います。また、トミーアカデミーの生徒たち同士で色々な議論を交わし、ゴルフへの見識が広がったこともうれしく思います。」
【競技結果】
団体戦 | 男子 | |
---|---|---|
1 | 日本 | -2 |
2 | タイ | +10 |
3 | マレーシア | +16 |
4 | フィリピン | +18 |
5 | 台湾 | +19 |
6 | インドネシア | +20 |
7 | UUMISM A | +23 |
8 | 中国 海南チーム | +24 |
9 | 韓国 | +25 |
10 | マレーシア ディベロピング | +27 |
以下、2日目終了予選落ち | ||
11 | PKNS(林 参加チーム) | +28 |
12 | セランゴール州 | +32 |
13 | 香港 | +32 |
14 | シンガポール | +32 |
15 | ベトナム | +35 |
16 | オーストラリア | +38 |
17 | インド | +44 |
18 | UUMISM B | +52 |
19 | バンクラディッシュ | +88 |
団体戦 | 女子 | |
---|---|---|
1 | 日本 | +5 |
2 | タイ | +20 |
3 | シンガポール | +50 |
4 | ベトナム | +58 |
5 | インド | +59 |
6 | マレーシア ディベロピング | +60 |
7 | インドネシア | +62 |
8 | PKNS | +72 |
9 | 韓国 | +80 |
10 | セランゴール | +84 |
以下、2日目終了予選落ち | ||
11 | 中国 海南チーム | +85 |
12 | 台湾 | +66 |
13 | 香港 | +81 |
個人戦 | 男子 | |||
---|---|---|---|---|
1 | Jung Ji Won | 韓国 | -10 | 67,69,70 |
2 | Thanattasorn Supinraj | タイ | -3 | 71,73,69 |
3 | Anson Yeo Boon Xiang | マレーシア | -1 | 71,73,71 |
4 | Shinichi Suzuki | フィリピン | -1 | 70,71,74 |
5 | ⾧崎 大星 | 日本 | 0 | 73,76,67 |
6 | 山﨑 咲寿 | 日本 | +2 | 74,66,78 |
10 | 林 大地 | マレーシア | +5 | 74,70,77 |
11 | 佐藤 ミラー | 日本 | +6 | 76,74,72 |
22 | 齋藤 裕 | 日本 | +10 | 82,74,70 |
個人戦 | 女子 | |
---|---|---|
1 | Sarisa Pojanalai | タイ |
2 | 仁科 優花 | 日本 |
3 | Le Chuc An | ベトナム |
4 | 吉崎 マーナ | 日本 |
5 | 中嶋 月葉 | 日本 |
【選手達からの感想】
・ゴルフだけでなく、初めて食べる物、文化、語学、様々な経験ができて勉強になった、とても楽しかった。
・男女ともに団体戦優勝できたうれしかった。
・日本とは異なる芝(特にグリーン上(固く傾斜がきつい)、グリーン周り)への対応が難しかった。
また芝だけでなく、毎日夕方にスコールがあるため、ぬかるんだライへの対応でさらに難易度が増した。
・グリーンもイレギュラーがあるため、パット力だけに頼らず、ショット力の必要性を感じた。
・海外の選手の飛距離、狭いホールでもドライバーで打ち抜く力を感じた。
・マイペースな選手が多く、スローなプレースピードに慣れることで、試合中に自分で考える時間を作ることができた。
・チームメイトから刺激を受けることが沢山あった。毎日試合後に一緒に練習したり、移動中にゴルフの話をすることで、ゴルフへの考え方や取組み方に良い刺激を受けた。自分のゴルフに対する考え方が深まった。
1月13日(月) | 11:30 日本成田空港出発 |
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18:20 マレーシアクアラルンプール空港到着 | |
1月14日(火) | 9:40~2組練習ラウンド |
1月15日(水) | 公式練習日レジストレーション、オープニングセレモニー |
14:00 チームマネージャーミーティング | |
17:00 ウェルカム・ハイ・ティー | |
1月16日(木) | 大会1日目 |
1月17日(金) | 大会2日目 |
1月18日(土) | 大会最終日、表彰式 |
1月19日(日) | 練習&観光 |
22:50 マレーシア出発 | |
1月20日(月) | 6:40 日本成田空港到着、解散 |