歴史
第1期 2012年6月~
世界へ向けて中高生24名を選抜!
自分で考えることを重視!!
高校生男女4名ずつ、中学生男女8名ずつが選抜された第1期生。
「成果が見られない場合は脱落!」と、最初の合宿の初日から中嶋プロからは厳しい言葉が飛び出しました。
1日の中で自由時間はたった10分。厳しい環境の中、タフさを養いました。
【2013年2月に実施された第1期生の2回目の合宿。中嶋プロのショットを真剣に見つめる中学生の畑岡奈紗選手の姿も】
中嶋プロは自分で考えることを重視します。強い選手は、主体的に考え自分をしっかりと見つめることができるからです。「積極的に質問をしなさい。ただし、つまらない質問はするな」と中嶋プロは生徒たちによく言うのも、生徒が自らしっかりと考える能力を養いたいからだと思われます。
また、トッププロを観察することの重要性も常々強調します。技術や練習方法は教えられるものではなく、自分で考えるもの。「一流選手の全てにヒントは隠されている」ので、何のためにしているのかの答えを自分で導き出せるように指導をしていました。
【2012年6月に実施された先行テストには全国から96名の選手が参加。中嶋プロが一人一人をチェックし選考を行った】
【2012年11月に実施された1回目の合宿では4回のミーティングを実施。生徒は10分前に集合。中嶋プロの厳しい言葉に緊張感が漂う】
第2期 2013年6月~
目標は10 年以内の海外ツアー優勝!
トレーニングの重要性も指導!!
第2期生の選抜テストでは書類選考を通過した91名が参加。
朝7時からショット、パッティング、ラウンドの3種類のテストが実施され、終了したのは夕方の6時頃。
26名の合格者が誕生しました。
【第2期生の最後の合宿でのトレーニング風景。トレーニングをしながら打撃練習をしたり、あえて心拍数を上げてショットをさせるなど、メニューのレベルも上がっていた】
第1回目の合宿ではトレーニングの重要性を重視。トレーニングが不十分だと持久力が落ちたり、怪我にも繋がります。自分の体と相談しながらも限界まで自分を追い込むトレーニングノウハウを伝授していました。
また、26名の中から選抜された7名による合宿も実施。海外ツアーで優勝する選手を育てるための様々な指導が行われました。この時期、プロやアマの様々な大会でトミーアカデミーの生徒たちが好成績を残し出していました。
【松山英樹選手の指導も行っている飯田光輝トレーナー(右から2番目)も合宿に参加】
【合宿恒例の夜間練習。9時を過ぎても明かりが消えることはなかった】
【17歳の蛭田みな美が2014年日本女子アマチュア競技選手権で優勝!】
【14歳の山口すず夏が2015年全米女子オープンに出場!】
第3期 2015年6月~
中高生に加え、小学生も選抜!
松山英樹が合宿にゲスト参加!!
「スイングが固まる前の、まだ力がついていない年代から正しいスイングを身に付けさせたい」という考えから、今までの中高生に加えて小学生(10歳以上)も募集の対象になった第3期。書類選考をパスした80名が選考テストを受験し、2期生からの連続受講でテストを免除された9人を含む45人が選抜。内訳は高校生21人(男子12 人、女子9人)、中学生11人(男子4人、女子7人)、小学生13人(男子7人、女子6人)でした。
2015年12月に実施された中高生を対象とした合宿では、なんと松山英樹選手がゲスト参加。子供たちと一緒にプレーしたり、模範プレーをしてくれたり、時にはアドバイスも行っていました。中嶋プロは日頃から世界のトッププロを見て感じとることを推奨していますが、目の前にいる世界レベルの選手の一挙手一投足を見逃すまいと、いつも以上に真剣な眼差しで練習に取り組んでいました。
【松山プロのショットを食い入るように見つめる生徒たち。スイングの美しさだけでなく、トレーニングの質の高さなども勉強になりました】
【2016年日本女子オープンで畑岡奈紗が優勝。その数週間後にプロ入りを果たす】
身につけた技術を発揮するためにはイメージすることが大切
中嶋プロが生徒たちに数多くのことを伝えていますが、その中でもウエイトを置いているのがイメージすることの大切さです。松山英樹選手のスイングをしっかりみておくように生徒たちに言った理由も、世界のトッププロがどれだけイメージを大切にしているかを肌で感じてもらいたかったからです。
イメージするという行為を教えるのは非常に難しいですが、中嶋プロは様々な方法で生徒たちに"イメージする"という行為を理解させようとしています。例えばパッティングの際は、ライン上にボールを置く事でイメージするということについて教えていました。